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「ドレスコード」の英語表現…パーティー前に服装をチェックしよう!

パーティーやイベントの前に、ドレスコードの英語表現・英会話を学んでおきましょう。パーティーなどでは、ドレスコードが決められている場合があります。ドレスコードを守っていないと恥をかいたり、主宰者に迷惑をかけてしまうので、正しい服装の知識を身につけましょう。

水野 稚

執筆者:水野 稚

英語学習ガイド

Dress code(ドレスコード)の英語表現をチェックしよう! 

ドレスコードの英語での表現方法! パーティー前に服装チェック

ドレスコードの英語表現を覚えよう

パーティーや改まった席などでは、あらかじめdress codeが決められている場合があります。Dress codeは「服装規定」で、集まりにふさわしい服装が定められています。海外や日本国内で催される国際的なパーティーでは、招待状に必ず明記されています。今回の記事は、dress codeにまつわる英語表現を学びましょう。  
   

ドレスコードの英語表現1. Smart Casual(スマート・カジュアル)

Party, party, party!

Party, party, party!

ガイドが所属しているケンブリッジ大学とオックスフォード大学の卒業生から成る同窓会組織では、よくこのdress codeを見かけます。Smart casualは、1990年代から定着してきた服装規定のようで、ホワイトカラーの職場で容認され得る格好だと覚えていれば間違いないでしょう。

Smart casualにおいては、男性はネクタイは必携ではありませんし、ビジネススーツである必要もありません。シャツにチノパンという組み合わせでも大丈夫です。女性も男性に準じますが、ネクタイをそもそもしないので、少々わかりにくいかもしれませんね。ただし、「カジュアル」と言っても、デニムなどは避けた方が無難です。

しかしながら、どんな集まりにおいても共通して言えることですが、その会の持つ「雰囲気」というものがありますから、参加者は直感的に所属メンバーとの共通認識を探って服装を決めることがほとんどです。

ガイドが所属している上記同窓会においても、smart casualの集いには、男性はお仕事帰りで大抵スーツをお召しになっていらっしゃいますし、女性もアクセサリーなどで華を演出する方が多いように思います。
 

ドレスコードの英語表現2. Lounge Suit(ラウンジ・スーツ)

こちらもよく見かけるdress codeです。Smart Casualよりも改まった席で着用するもので、業務上はもちろん、昼食会、晩餐会、冠婚葬祭などにも出席できる服装です。濃い色のスーツでネクタイを着用するのが定番です。ボタンダウンのシャツは避け、すべてのボタンをとめておくことが大切です。

女性は、膝丈のスカートのスーツかパンツスーツ、ワンピースが無難です。日中の集まりであれば、肩が出る服装は避けて、ジャケットなどを羽織りましょう。

特にdress codeが設けられていない会で、初めて参加する場合などは、ラウンジ・スーツで行けば心配ありません!
 

ドレスコードの英語表現3. Black Tie(ブラック・タイ)

Black Tie

Black Tie

黒い蝶ネクタイを必要とする服装規定です。フォーマル度から言うと中くらい。Smart casualやLounge suitよりはフォーマルですが、いちばんの正装ではありません。ガイドがオックスフォード大学に留学していたころ、年に数回'Black-Tie Dinner'がありました。

新入生達は、蝶ネクタイの結び方に慣れていないため、先輩などに結び方を聞いたり、YouTubeでおさらいしたり、と結構苦労していました。

女性は、イブニングドレス(足首が隠れる長さのもの)かカクテルドレス(膝丈のもの)を着用します。かつて、ブラック・タイという服装規定では、女性は白い長手袋にイブニングドレスが主流でしたが、近年はカジュアル化が進み、手袋をしている人を見かけることはまずないと言って良いでしょう。
 

ドレスコードの英語表現4. White Tie(ホワイト・タイ)

最もフォーマル度の高いdress codeがホワイト・タイです。滅多に着用することのないものです。男性は、黒いスーツに白い蝶ネクタイを着用します。女性は、床すれすれの長さのイブニングドレスを着用しますが、必ずデコルテが見えるものでなければなりません。

オックスフォード大学では、入学式や試験の時にホワイト・タイに準ずる服装が求められます。男性はホワイト・タイに大学指定のガウンをまとい、女性もシャツに黒いリボン、大学指定のガウンを着用する必要があります。

いかがでしたか?
いざ招待状をもらった時に慌てることのないよう、dress codeの基本をしっかり押さえておきましょう!

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