2日目 住人気分で上海の街歩き
2日目は時間がたっぷりあります。ハイセンスな旧フランス租界エリアからローカルエリアまで、街歩きをしながら上海の素顔に触れる旅を。9:00~ 文化の薫る思南路界隈へ
ほとんどの種類が一つ1.2元と格安。早朝からオープンし、午前中に売り切れてしまうことも。
朝ごはんは軽めに中華まんはいかが?思南路から南昌路に少し入ったところにあるローカルの点心屋さん「劉師傅饅頭」(南昌路212弄)は好きな一軒。肉まんもおいしいですが、上海らしい味といえば香△(草かんむりに姑)菜包(シャングーツァイバオ)です。ナズナなどの葉物野菜と干ししいたけ、干し豆腐を刻んで混ぜた上海街角グルメの隠れた定番です。
思南路は淮海中路から田子坊のある泰康路まで続きます。
激動の中国近現代史に名を残した人の足跡が点在しているのも上海の魅力です。香山路を曲がったところにある孫文の旧居「孫中山故居」はぜひ訪れてほしいスポット。瀟洒な一軒家の洋館住宅で、孫文が所有していた書籍や家具などが残されています。見学料は一人30元です。
2011年に登場した思南公館は外灘や新天地とも異なる雰囲気。ここにしかないお店が多数入っています。
農民画のギャラリー「D.ART GALLERY」も思南路沿いにあり、10時からオープンしています。
思南路界隈だけで午前中を過ごせますが、もっとローカルな雰囲気も楽しみたいという人は駆け足で虹口エリアまで足をのばしてみましょう。
11:00~ 歴史を感じられる虹口エリアを散策
多倫路は見所が多いストリート。短い通りなので散策に最適。
魯迅公園も2014年に改修工事が終わりました。上海人のパワーが感じられること間違いなしの、庶民的でエネルギッシュな公園です。
13:00~ 晶采軒で飲茶ランチ
デパートの中とは思えない開放感のある空間。
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■晶采軒
住所:南京西路1601号 Reel 3F
TEL:021-6472-1717
営業時間:11:00~14:00、17:00~22:00
アクセス:地下鉄2、7号線「静安寺」駅より直結(レストランへは一度地上へ)
10 Corso Comoのカフェは食器もおしゃれ。