ノルウェーのライフスタイル、建築物、デザインの文化と歴史を伝える博物館
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首都オスロにあるノルウェー民族博物館は、23万点もの展示物を誇る、ノルウェー最大規模の屋外博物館。1500年代からの民芸品や衣装が展示されており、地域ごとの伝統的・歴史的な建物も屋外で再現されています。映画『アナと雪の女王』の影響で、注目度が急上昇中の人気観光スポットです。
敷地内を歩いていると、小さな村を訪れたような気分になるかも!? Photo:Asaki Abumi
ハイライトはスターヴ教会!
オールブラックの色合いが印象的な木造のスターヴ教会 Photo:Asaki Abumi
アナ雪の実際のモデルとなっているのは、ノルウェーのラールダル市にあるボルグルンド・スターブ教会ですが、民族博物館内にある教会もスタイルが酷似しているので、映画の雰囲気を味わうことができるでしょう。木製でダークな色合いの様は、石造りでステンドグラスが印象的なヨーロッパの白い教会とは対照的! また、西部にあるウルネス・スターヴ教会はユネスコの世界遺産にも登録されています(別記事「ノルウェーの世界遺産」)。
カラフルな木造建築物、ローズマリングと民族衣装!
ベルゲンにある世界遺産ブリッゲンを連想させる、カラフルで可愛らしい建築物が立つ「オールドタウン」のセクション Photo:Asaki Abumi
ローズマリング柄のデザインの工芸品が大量に展示されている Photo:Asaki Abumi
バラの花と葉の模様が描かれた「ローズマリング」と呼ばれるフォークアートや、民族衣装の「ブーナッド」も展示されており、これらはアナ雪の作品中でも登場します(登場人物の衣装の模様や、室内インテリアの装飾は要チェック!)。ノルウェーの編み物ブームは一部の北欧ファンの間でも知られていますが、博物館内にある編み物コーナーをはじめとした、ノルディック柄やローズマリングの刺繍や編み物の展示も見ごたえがあるでしょう。
ミュージアムショップでお土産探し
民芸品のグッズなど旅行者に人気のお土産が揃うミュージアムショップ Photo: Asaki Abumi
別記事
「オスロ観光案内所と節約旅行に役立つ観光カード」
「オスロの博物館を満喫!フィヨルド沿いビグドイ地区」
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バス停から降りて目の前にある博物館 Photo:Asaki Abumi
住所:Museumsveien 10, Oslo
電話:+47 22 12 37 00
営業時間:5月中旬~9月中旬は毎日10:00~18:00、9月中旬~5月中旬は月~金曜11:00~15:00、土・日曜11:00~16:00
休み:1月1日、5月17日、12月24・25日、12月31日
料金:大人1人120ノルウェークローネ
アクセス:バス30番Folkemuseet駅から目の前、夏(4~10月)はオスロ市庁舎前Rådhusbrygge乗り場からから出ているフェリーで、ビグドイ地区にあるDronningen乗り場で下船して向かうのがおすすめ。
※1ノルウェークローネは2015年1月現在、約15.7円。おおむね16円前後で推移。
※営業時間などのデータは時期によって異なるので、最新情報は公式HPで確認を。