ノルウェー世界遺産ブリッゲンを回る人気ガイドツアー

三角屋根が可愛い世界遺産ブリッゲンを詳しく知りたい！

「三角屋根が可愛いノルウェー世界遺産、ブリッゲン地区」は、ノルウェーで最も人気のある観光スポットのひとつ。ハンザ同盟時代の名残を残す歴史的な建築郡として、1979年にユネスコの文化遺産に登録されました。ご紹介するのは夏季限定の人気ガイドツアー。ドイツ語、英語、ノルウェー語で開催されており、素敵な民族衣装のようなコスチュームを着たスタッフが、900年にわたる世界遺産の魅力をわかりやすく教えてくれます。ブリッゲンだけではなく、ブリッゲン博物館と、ハンザ商人の集会所、ハンザ博物館も同時にまわることができる一石二鳥のコースとなっています。

＜DATA＞
■Guided Tours of Bryggen（ブリッゲン・ガイドツアー）
期間：6～8月、英語ツアー11:00、12:00
料金：120ノルウェークローネ（ブリッゲン博物館、ハンザ博物館、ショットストゥーエネ集会場の入場料含む）

ベルゲンの歴史を辿る、ブリッゲン博物館

英語のガイドツアーの時間を確認したら、集合場所であるブリッゲン博物館へ。受付でツアーに参加するためのチケットが購入できます。ガイドと合流したら、まずはブリッゲン博物館内をぐるりとまわりながら、ブリッゲンの歴史を教えてもらいます。模型が多いので見ごたえあり。

ツアー中は、ハンザ商人の輸入物であった魚のタラ（英語でcod）の話が何度もでてきます。昔、漁師たちは「タラは幸運を運んでくる」と言い伝えていたそうです。幸運のシンボルにツアー中、何度出会うことができるでしょうか？

＜DATA＞
■Bryggens Museum（ブリッゲン博物館）
住所：Dreggsalmenning 3, 5835 Bergen
電話：+47 55 30 80 30
営業時間：2015年5月中旬までの冬季、月～金曜11:00～15:00、土曜12:00～15:00、日曜12:00～16:00
料金：大人1人70ノルウェークローネ

商人の集会所、世界遺産ブリッゲンを散策

ブリッゲン博物館を出て、ハンザ商人たちのたまり場であったショットストゥーエネ集会場へ向かいます（2014年は一時期クローズしていましたが、2015年夏季は訪問可能）。集会所から徒歩で世界遺産ブリッゲンへと行きます。ブリッゲン内部は迷路のようになっており、建物と建物の間をくぐりぬけながら歩きます。周囲を見ながら、後で立ち寄ってみたいショップもチェックしておくといいかも。

ハンザ博物館

最後はブリッゲン地区の隅にあるハンザ博物館へ。1872年にとある商人が、古い文化を残すために資料を残す博物館を創設しました。内部にはハンザ商人たちの当時の暮らしぶりがわかる仕事場、倉庫、事務室、寝室などが再現されています。インテリアは1700～1800年初期のもので、中世時代の装飾センスやデザインが見られるのも楽しいポイントです。館内をぐるりと見学したらガイドツアーは終了。同じチケットで同日中は再度入場可能です。

＜DATA＞
■Hanseatiske Museum（ハンザ博物館）
住所：Finnegården 1A, Bryggen
電話：+47 55 54 46 90
営業時間：5～9月9::00～17:00、10～12月火～土曜11:00～14:00、日曜11:00～16:00、1～5月中旬11:00～15:00
料金：大人1人70ノルウェークローネ( Schøtstueneショットストゥーエネ集会場の入場料金も含む）

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※1ノルウェークローネは2014年11月現在、約16.5円。おおむね17円前後で推移。
※料金や営業時間は頻繁に変動するので、最新情報は公式HPで確認要。