改善後の英文

前ページでご説明したことを踏まえ、私は以下のように修正してみました。
While some people say that the computer is useful and absolutely necessary device in our life, I agree to the assertion “using a computer can have more negative than positive effects on your children” from 2 aspects, child development and children’s custom(*1).
There are 2 concerns on the child development. One concern is the fact that children cannot tell the difference between the real and virtual. Hence I sense the risk that the use of computer may get children to escape from the real world, causing less mental development in children (*2). The second is the fact that children need to develop sensory organs and exercise muscles in childhood. However it is doubtful that the use of computer gives children such development and exercise.
There is one concern on the children’s custom. While the use of computer allows children to stimulate their curiosity and search for a variety of things without even going to libraries, the use of computer is so addictive that children spend too much time facing computers. By checking things in search engines and being addicted to play games, children lose direct communication time with people from my point of view.
All in all, I agree the use of computer is more negative effect on children thah the positive one.

【日本語訳】
コンピュータはとても便利で我々の生活では絶対的に必要な道具と言われますが、子供の発達と子供の習性という観点から(*1)、主張の「コンピュータを使うことは子供にとって良い効果より悪い効果が大きい」は正しいと私は思います。
まず、子供の発達に対して悪影響を与えると考える理由は2つあります。
一つ目が、子供というのは現実と仮想の区別をつけることができないという事実です。つまりコンピュータを使うことで子供たちが現実逃避をする危険性を私は感じてしまうのです。これは精神の成長に影響を及ぼします。(*2)もう一点が、子供の時には感覚器官や身体運動が必要だという事実に対して、コンピュータがそういった発達や運動を助けることはできないだろうと思うためです。 

次に子供の習性に対して悪影響を与えると考える理由は1つです。コンピュータは図書館に出向くことなく、色々なものを調べることができ、好奇心を刺激するものである一方で、コンピュータ利用は中毒性があるため、子供たちがコンピュータに向かう時間に多くを費やされてしまうことにあります。サーチエンジンで調べものをしたり、ゲームに夢中になってしまって、人との直接のコミュニケーションが失われると私からは見えるのです。
以上の理由から、「コンピュータを使うことは子供にとって良い効果より悪い効果が大きい」という主張は正しいと思うのです。

改善点の解説


具体的に私がどのように修正したのかを説明します。着目した修正点は以下2点でした。

*1.  2つのパラグラフにする。
理由:主張が複数存在するため、パラグラフ構築「1パラグラフに1主張」の法則から、2つのパラグラフに分けました。発達という側面と習性という側面(child development and children’s custom)の2つのパラグラフに分けることによって読み手を誘導しやすい文章構成にしてみました。

*2.  事実(客観)について述べてから、自分の考え方や個人的経験(主観)について意見を書く。
理由:日本人のライティングの悪いクセは、客観的事実と主観的な考え方を分けずに論理展開をしてしまうところです。ビジネスに関わる読み手にとっては、この2つの視点が明確に区別されていないと読み手側に書き手の意図とは違う印象を与えてしまうため、太字のようにfact(事実)からI sense(主観)という順番で展開してみました。もう一つのパラグラフでも同じ展開しています。

読み手にやさしい構成


いかがでしたでしょうか?煩雑になっていた文書がスッキリした印象を受けたのではないでしょうか?また、どこに何が書かれているか読み手にはっきりと示した文章になったと思います。このお題は一般的な話題ですが、ビジネス文書だともっと機械的にパラグラフ構成のフレームワークに落としこむことができます。

こんな簡単なことならすぐにできると思いがちですが、実は大半の人がこの罠にはまって文章の混乱を招いてしまっています。そのような状況を避けるためにも、明日から「1パラグラフに1主張」の法則を使うことをおススメします。


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。