若いころの不摂生&ケア不足は30代で現れる?
年齢に合わせたスキンケアを・・・
たとえば……
・昔の日焼けによるしみが目立ってきた
・保湿が足りなかったのか毛穴が開いてきた
・オイリー肌だったはずなのに今は乾燥がひどい
年齢を重ねるにつれて、肌機能が低下していくことはみなさんよくご存じだと思います。だから仕方ない、とあきらめますか? いいえ、年齢に合わせたケアでしっかりと加齢に対抗しましょう! でなければ数年後、「30代のケアをしっかりしておけば……」なんて後悔してしまうかもしれませんよ。
今日から始める30代からの肌作り
その1 紫外線対策は春夏秋冬万全に!しみやそばかすだけでなく、しわなどをつくる原因にもなる紫外線。日差しの強い夏だけではなく、春夏秋冬1年中あなたに降り注いでいます。日焼け止めはもちろん、サングラス、日傘などでUV対策をおこないましょう。食事でもビタミンCやベータカロチン、リコピンなどを意識して摂取します。具体的にはいちごやニンジン、グレープフルーツ、トマトなどが良いので、お洒落にフレッシュジュースなどで摂るのもいいでしょう。今あるしみへのアプローチにもなるうえ、将来のしみ予備軍の対策にもなります。
その2 洗顔は泡を使って、たるみケアをしながら洗う!
若いころにありがちなのが、しっかりと泡立てる前に洗顔料を肌に乗せ、肌の上で泡立てる時短ともいうべき洗顔。ですが、これはそもそも間違い。洗顔料は、洗顔料そのものではなく「泡」が汚れを吸着する仕組みですから、泡立てる前に肌に置いてこすっても汚れはしっかりとは落ちません。ですから、肌に乗せる前によく泡立て洗うのが正解。
泡が細かければ細かいほど肌との密着度が高くなり汚れが落ちやすくなるので、泡立てネットを利用するのがいいでしょう。
洗顔時は、泡立てネット作った固めの泡を中指と薬指に乗せ(人差し指は力が必要以上にかかってしまうので注意)、指ではなく泡が肌にあたるようにして、円を描きながら肌を傷つけないようよりやさしくしっかり洗います。円は、こめかみに向かって引き上げるように描きます。流したのちも、タオルでゴシゴシは厳禁。タオルを肌に置く感覚で、摩擦しないようにしてください。
その3 基礎化粧品は塗布の仕方にひと手間!
化粧水を手に取ってバシャバシャ肌にはたき、乳液で終了!のケアはもう封印です。手のひらでの保湿はムラが出てしまい、化粧水のうるおいが行き渡らないことが多いので、キメの細かいコットンを使いましょう。
化粧水をコットンにとり、軽くパッティングしながら保湿します。このとき、お顔のすみずみまでコットンでおさえてください。特に前髪の生え際、目の下、ほうれい線の始まりのあたりはじっくりやさしくパッティング。この3か所は30代のお肌にとって「たるみ」のはじまる箇所であり、手のひらでのケアではおざなりになりがちな部分です。化粧水を浸したコットンでパックするのもおすすめです。その後の乳液もコットンで。もちろん選ぶ基礎化粧品は、年齢肌へのアプローチを謳うものを選びましょう。美容液や保湿クリームなどのケアも可能であればプラスしてあげてください。
その4 表情筋にカツ!適度な運動は顔にも必要です
運動をしないと体がなまり、たるんでゆくのと同様、顔の筋肉も動かしてあげなければ衰えます。自分に合った表情筋ケアを探して、少なくとも週に2~3回は顔の筋肉を動かしましょう。
下記は私のおすすめの表情筋ケアです。
表情筋オススメケアその1
表情筋オススメケアその2
表情筋オススメケアその3
表情筋オススメケアその4
その5 美肌生活を楽しもう!
前述のとおり、残念ながら肌機能は日に日に低下していきます。しかし、十分なケアをおこなえば、肌はその答えを明確に出してくれるものです。
若いころのケア不足があらわれるのは悲しいですが、正にそういうこと。ケアを怠れば荒れ、十分なケアが施されれば輝きます。肌は正直なのです。
毎日のケアが実を結び、肌が美しくなっていくこと、自分にじっくり手間をかけることを楽しんでください。それは30代だからこそ得られる楽しみかもしれませんよ。
最後に
現在はいくつになっても美しい方であふれています。若いころのケア不足を嘆きあきらめてしまったのでは、数年後のあなたはきっと、今の30代の自分を恨むでしょう。肌機能は今より明日、低下していきます。この事実は、今日があなたにとって一番若く、一番肌機能が活発だといえることの裏返し。だからこそ、今からしっかりケアをおこない、後悔しない美肌の未来を作りましょう!