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次代を担う振付家賞受賞! 川村美紀子インタビュー(5ページ目)

二年に一度開催される振付家の登竜門・トヨタ コレオグラフィーアワード。先頃2014年度の最終審査会が開かれ、応募総数203組の中から選ばれた6名が作品を上演。川村美紀子さんが次代を担う振付家賞(優勝)及びオーディエンス賞を受賞しました。ここでは、W受賞に輝いた川村さんにインタビュー。受賞の心境と今後の活動についてお聞きしました。

小野寺 悦子

執筆者:小野寺 悦子

バレエガイド

憧れのダンサーは?

川村>いないです。ダンスに憧れがないので……。舞台も観に行かないし、演劇も一度も観たことがない。浜崎あゆみのコンサートは行きました。あのときは泣きましたね。あと、戸川純のライブに行ったことがあります。“戸川純に似てるね”っていろんなひとに言われて、戸川純って何者だろう? と思って見に行ったんです。ライブでは“このひとヤバイ!”って感じでしたけど、若い頃の映像を見たらものすごく可愛くて。“私も平成の戸川純になる!”と、あるプロデューサーに宣言したら、“取りあえずダンスを頑張れ”と言われてしまいました。

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(C)bozzo


ダンス以外で好きなことは? 休みの日は何をして過ごしていますか?

川村>好きなことは歌と編み物と書道。高校が服飾系だったので、編み物でセーターとかつくっちゃいます。コミュニケーションは不器用なんですけど、そういうところばかり器用で困りますね(笑)。あと掃除も毎日してるし、料理もします。お休みの日は歩いたり、パソコンをいじって過ごしたり。テープ起こしのバイトをしてるんですけど、ひとりで打ち込んでる瞬間が楽しくて大好きです。

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今後の予定をお聞かせください。

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『へびの心臓』 (C)bozzo

川村>9月はまずJAZZ ARTせんがわという音楽系関連のイベントに出て、続いて『Dance New Air - ダンスの明日』のドミノ・プロジェクト(クロアチア・日本のプロジェクト)があり、その後金沢21世紀美術館の『ニジュウイチビジャック!』に行きます。11月は森下真樹さんの『錆からでた実』の再演があって、それは京都で踊ります。


来年の1月はAPAP(ダンスの見本市)でダンスショーケースがあり、それに参加するためニューヨークに行きます。日本と東アジアのアーティストを紹介する企画ですが、私はそこで『へびの心臓』を踊ります。ニューヨークにはキューピー(『へびの心臓』に登場する)も連れて行きますよ(笑)。

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ドミノ・プロジェクト

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