褒め方のタブーを知っておこう

まずは、褒めすぎないことが大切です。
大げさに書くと、読み手は「ほんと?」「口先ばかりのお世辞では?」と感じることがあるからです。あなたが「日本一仕事ができますね!」と言われたら、素直に「ありがとう」と返せるでしょうか?

目上の人を評価するのも避けましょう
「今まで読んだ本のなかで、一番よかったと思います」「先生ほど話の上手な人を見たことがありません」と書くと、実は的外れなのです。
「一番よかったと思う」「話の上手な人」は評価ともとられます。評価は目上から目下へするもの。目上にするのは失礼です。

専門家に対して本業のことを褒めると、同じ土俵で比べられているようで不快に感じる人もいます。作家の書く文章がうまい、教師の教え方がうまいのは、当たり前のことかもしれません。

上司を褒めたくなったら

伝え方を間違えると損!

伝え方を間違えると損!

上司を褒めるのも原則NGです。でも、すばらしい仕事ぶりに感銘を受けることもあるでしょう。そのときは言葉を選ぶようにします。

×部長の文書は、なかなかの出来栄えですね。
○部長の文書をお手本にします。
→「なかなかの出来栄え」は評価なので、「手本」に言い換える。

×課長のアドバイスは的確なので参考にします。
○課長、アドバイスをくださりありがとうございます勉強になります。
→「的確」は評価なので、お礼の言葉に変える。
「参考」は、「役立つ部分もある」と誤解されかねないので、「勉強」にする。

自分、自社を謙遜しすぎないで

相手を立てようと、自分や自社のことをへりくだる人がいます。謙遜すること自体は問題ないのですが、過剰な言葉を使うと、わざとらしく感じられてしまいます。
また、プロとして自信がなく、頼りない印象を与えてしまうので要注意です。謙虚でありながらもプロ意識を伝え、決意を述べるようにしましょう。

×私のような未熟者を指名してくださるなんて光栄です。
○ご期待を裏切らないよう努めます。

×弊社は少人数の社員しかいない、無名のメーカーです。
○弊社は小規模ながらも、ものづくりのプロ集団です。

相手を立て、自分はへりくだる。褒める度合や使う言葉を間違えなければ、お礼の気持ちはきっと伝わります。お世話になっているあの人へ、密かに目標にしているあの人へ、気のきくお礼メールを書いてみませんか?

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