進化する宅配事業

進化する宅配事業。今回は進化する宅配事業の現状と未来の可能性について触れるとともに、企業のブランディングにおける「人」の重要性についても触れたい。

雑誌、テレビ、ネットの通販市場が成長している。それを支えるのはインターネットだけではなく物流の進化であり、宅配の進化だ。ヨドバシカメラ.comやアマゾンなどは当日配送を提供している。またイオンや紀伊国屋などリアルな店舗でも即日配送を行っている店舗が増加中だ。宅配はどんどん便利になっているのだ。

ヤマト運輸のクロノゲート

クロノゲート

クロノゲート


2013年9月、ヤマト運輸は羽田にクロノゲートという新物流センターをオープンさせた。クロノゲートのオープンによって、一日で捌ける物流量が約2倍となるだけでなく、アジアへの配送も最短で翌日配送することが可能となった。宅配事業の進化は日本市場だけでなくアジア市場にまで拡大しているのだ。

佐川急便の主婦パート採用

佐川急便は2016年3月末までに約1万人の主婦をパート採用することを決定した。子育てや家事の空いた時間を活用して、自宅周辺へ荷物を届けてもらう考えのようだ。 1日30個程度の宅配便を、 1人あたり1日3時間30個程度を目安としている。この決定もインターネット通販のさらなる成長を見込んでのものだ。

都会においては、空き時間を活用することが主婦のメリットとなるだろう。また企業側(佐川急便)としてはブランドイメージが向上するというメリットにもなる。地方においては、過疎化が進む中で地域のコミュニティを強めると同時に、高齢者の健康や生活の”見守り”的なメリットもあるだろう。また企業側としても、地方の隅々まで行かなくてもよくなり、経営の効率化に繋がるメリットも考えられる。個人情報など、受取側として気になる点はゼロではないが、面白い取り組みだ。