四川/四川の基礎情報

成都旅行(基本情報・日本からのアクセス)(2ページ目)

成都ってどんな街?どこにあるの?成都にはじめて旅行に行くなら知っておきたい基本情報から、成都へのアクセス、主要な観光スポット、そして旅を楽しくするヒントなどをまとめました。1千万人を超える大都市にもかかわらず、のんびりした光景を残す魅惑の都市、成都へ、いざ出発!

中川 正道

執筆者:中川 正道

四川ガイド


日本から成都へのアクセス

2011年6月に日本から成都への直行便が就航し、アクセスが楽になりました。成都への直行便は、成田空港から1日1便、ANAから運航されています。飛行時間は約6時間。
成都への直行便

成田~成都間の直行便はANAのみ運航しています

■直行便
・NH947 成田 17:35 ~ 22:20 成都 (毎日)
・NH948 成都 09:30 ~ 15:20 成田 (毎日)
※中国国際航空とコードシェア

■経由便
成田以外では「中部(名古屋)」、「広島」から毎日、経由便が出ています。

成都双流国際空港から市内への移動

成都双流国際空港は街の南に位置し、市内までタクシーで約20分~30分(約50元)。タクシー乗り場は空港を出て右手の一番奥になります。係員が一人一人誘導し、タクシーに乗せるので、他の乗客と一緒に列に並びましょう。列に並ぼうと歩いていると白タクシーの運転手が声をかけてきますが、交渉をして値段を決めなければならないので、乗らないようにしてください。

タクシー乗り場の手前から、市内行きのシャトルバスが出ています。ひとまず、市内へ行きたいという方は、終点の「岷山飯店前(終点)」まで行きましょう。
  • No.303 6:30~22:00 市内空港間シャトルバス(10元)
  • 成都双流国際空港 →  岷山飯店前(終点)
成都双流国際空港

成都の気候と服装

成都は200日以上が「くもり」といわれ、なかなか太陽を拝めない土地。朝は霧が濃く、日中はくもりという天気が多いのが、成都の天気の特徴です。それ以外は日本と同じで、四季があり、東京と同じような気候です。春は過ごしやすいですが、盆地の影響もあり夏は非常に蒸し暑い天気になります。冬は雪が降ることは滅多にないですが、レストランなどの室内の暖房は弱く寒いので着込む必要があります。

成都の市内交通

■タクシー
成都は内陸の中心都市ですが、上海、北京などと違い、まだまだ田舎。タクシーの運転手もどこか素朴で、人懐っこく話しかけてきます。行き先を見せ、気軽に行きたい場所を伝えましょう。100元札を渡すと「お釣りがない・・」とお互い困ってしまうので、予め細かい10元、20元札を用意しておきましょう。
成都のタクシー

緑色の成都のタクシー

街の中心を移動する場合、大体20元あれば、大丈夫です。帰宅ラッシュの午後6時を過ぎるとタクシーがつかまりにくくなるので、注意してください。
旧タクシー8元~、新タクシーは9元~。メーターは1km約1元ペースで上がます。

成都タクシーのほとんどはフォルクスワーゲンの「ジェッタ」という車種です。旧タクシーは少し古い4代目ジェッタ(捷達)、新タクシーは2006年発売の5代目ジェッタ(速騰)。

■地下鉄
現在、開通しているのは1~2号線。市内中心にある天府広場を中心に縦のラインが1号線、横のラインが2号線です。2013年にようやく2号線が開通。成都では現在インフラ整備真っ只中で、今後、3~7号線まで増える予定です。

成都の地下鉄

新しくできた成都の地下鉄

行きたいところにダイレクトに行くにはまだまだ不便な地下鉄ですが、運賃も2~5元と安いので、気軽に利用することができます。

成都地下鉄路線図

■バス
地下鉄が通ったと言ってもまだまだバスは健在です。市バスは約300路線をカバーし、ほぼすべての場所へ行くことができます。バスの運賃は市内の中であれば一律2元。市バスには、料金を徴収する係員が乗車していないため、車内での両替ができませんので、必ず小銭を用意しておきましょう

バスを乗りつけばどこにでも行けますが、バス停の行き先表には、始発、終点の時刻しか書かれていないので、いつバスがくるのかわかりません。停車するバス停のアナウンスも中国語、窓の外をキョロキョロみながら、いつ着くのか心配・・ですよね。

困ったときは身振り手振りで乗客に聞いてみてください。成都人は他の都市と比べると「おっとりして、人懐っこい」ので、親切に教えてくれます。

成都での両替

基本的に両替は空港、中国銀行、または泊まっている4つ星、5つ星のホテル(基本的に宿泊客のみ取扱い)で行います。空港での両替はレートも悪く手数料を取られるので、両替するならまずは少額に留めておくことをオススメします。

銀行での両替は主に「中国銀行」で行います。銀行で両替待ちをしていると、銀行の警備員から闇両替の話を持ちかけられることがあります。レートは少々いいですが、領収書をもらえない非合法の両替なので、きっぱり断りましょう。

あまり大金を持ち歩きたくないという方は、日本円を街の到る所にある銀聯(ギンレン)ネットワークのATMで引き出す方法もあります。日本円を銀聯カード上の口座に振り込み、あとは中国国内の銀聯マークがあるATMで引き出す仕組みです。詳しくは以下のリンク先をご確認ください。

キャッシュパスポート銀聯カード 

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