型紙の作り方! 型紙作りをばっちりにして後の裁縫作業も効率的に
上の画像は一般的な30センチ定規ですが、本格的に裁縫を続けるなら、方眼定規もあると型紙作りに便利
型紙作りは、縫い始めるまでの大切な準備のひとつ。型紙作りをきちんとしていれば、後の作業もスムーズ。仕上がりも、うんと良くなります!
型紙作りに必要な道具はその時々で違いますが、鉛筆またはシャープペンシル、紙を切るためのはさみ、定規、薄い白い紙などを使用します。定規はお手持ちの物でいいと思いますが、買い足していく場合には「方眼定規」と呼ばれる、方眼が入った物がおすすめ。方眼用紙もあると便利です。
初心者の方は、既存の型紙を上手に利用しましょう
簡単な作品なら型紙を自分で製図したり、フリーハンドで型を作ってみても〇。裁縫初心者は、既存の型紙を上手に利用するのがおすすめ!
型紙には、市販の型紙や、本に付いている型紙など色々あります。簡単な作品なら、自分でサイズを考えながら製図してみたり、フリーハンドで描いてみてもよいでしょう。ただし、少し複雑になってくる場合や裁縫初心者は、自分で型を作るよりも、市販の型紙や本の付録、インターネットでダウンロードできる型紙など既存の型紙を上手に利用する方がいいでしょう。
大切なのは、既存の型紙を用いる場合でも、型紙を準備している間に作品の完成までの過程を、しっかりイメージしておくこ。布を裁断した後や、縫い始めてしまってからでは修正も大変です。
型紙の使い方は、コピーしたり、薄い紙に写す
いくつかの型が重なった型紙は、コピーをしたり、薄い紙に写したりして使います
本の付録など既存の型紙の中には、いくつかの型が重なっている物があります。その場合、一つの型で切り取ってしまうと他の型が使えなくなります。ですので、コピーをとったり、または白い薄紙(ハトロン紙など)に型を写したりして使います。写し取った型は、はさみで切り抜きます。
切り取った型は、何の型なのかを明記して、封筒やクリアファイルに保存しておくと後々便利です。また型には、縫い代が含まれていない場合が多いので、実際に布に写して裁断する場合は、縫い代を忘れないようにしてください。
薄い紙への型の写し方
型紙を写す際は、型が透けて見えるような、白くて薄い紙を使用。作業は、平らな所でしてくださいね
コピーできない大きな型や、コピー機が使えない場合は、ハトロン紙などの薄い紙に型を写します。写し方は、元の型紙の上に薄紙をのせ、鉛筆などで必要な型をなぞります。慣れない間は、型をなぞる時にずれないように、テープで固定したり、重石を置いたりしても。出来上がりの線だけでなく、あき止まり(縫わずに開けておく箇所)の線や刺繍位置なども忘れずに写してくださいね。
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