型紙の写し方!まずは型紙を写すのに必要な道具を準備
型紙を写す際に必要なものは、(左より)布切りばさみ、定規、チャコペンシル、ルレット、下に敷いている赤と青のペーパーはチャコペーパー。チャコペンシルには色んな種類があるので、お好みに応じて選んでください
型紙の準備が終わったら(詳しくは「型紙の作り方・使い方のコツ!裁縫の初心者でもできる!」)、型紙を布へ写し、裁断します。型紙を写す際に使用する道具は、その時々によって違いますが大体、布切ばさみ、定規、チャコペン汁、ルレット、チャコペーパー、チャコペンシルです。
布に印をつける場合は、チャコペンシルやチャコペーパーを用います。柄の先に小さい歯車のような物が着いているのがルレットで、チャコペーパーの印つけに使います。また、出来上がり線と縫い代線が一度にひけるダブルルレットもあり、本格的に洋裁を続ける場合にはあると便利です。ルレットがない場合は、ヘラで代用出来ます。作業は平らな広いスペースで行ってください。
縫い代をつけずに布を裁つ場合…型紙通りに写す
縫い代をつけないで布を裁つ場合は型紙通りに移す。線の内側で布を裁てば、作品に下書き線が残りません
フエルトのアップリケなど、縫い代が必要ない場合は、型どおりに写して、その線で布を裁ちます。まず生地の裏側に、型を裏向きに置きます。チャコペンシルなどで、型の輪郭をなぞり、写した線の内側で布を裁ちます。こうすれば、切り取った所に線が残りません。
縫い代をつけて布を裁つ場合…型を写して縫い代をつける
型紙には縫い代がついていない場合がほとんどです。必要に応じて、縫い代をつけてから布地を裁断します。作品の仕上がりにひびかないように、布の裏側にあまり力を入れずに描いてください
出来上がり線の周囲に、定規などで図りながら、縫い代線を引きます
出来上がり線ではなく、その周囲の縫い代線で布を裁ちます
型紙に「輪」と表示されている場合…左右対称に型紙を写す
布を半分に折ってから、両面複写のチャコペーパーをはさみます
1:布を外表(布の表側が、表面になるように折ります)に、2つに折り合わせ、間に両面複写のチャコペーパーをはさみます。布を折った線(広げた時に、中心になる線)に、型の輪の表示がある辺をあわせて置きます。ずれないように、型紙をマチ針で留めておきます。
画像は通常のルレットですが、ダブルルレットなら、縫い代線も同時に描けます
ルレットがなければ、ヘラで印をつけてください
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