布の種類と扱い方を写真付きで解説・布と針と糸を適切に組み合わせる

布の種類と扱い方を解説

布の種類と扱い方を解説


布には、さまざまな種類があります。まずは、実際のお裁縫に役立つように、布の厚みと針、糸の組み合せを紹介します。どれかひとつ違うだけで、上手に縫えない事もあるので、布にあった適切な針と糸を選んでください。基本的には、厚い布には太い針と糸、薄い布には細い針と糸と覚えてくださいね。

オーガンジーやシフォン

透け感がある薄い布。ミシンで縫いにくい場合は、薄い紙を敷いて一緒に縫っても


■薄い布
薄い布地には、オーガンジーやシフォン、ジョーゼットなどがあります。 装飾や婦人用のドレスなどによく用います。薄すぎてミシンで縫いにくい場合は、ハトロン紙などの薄い紙を下に敷き一緒に縫う方法もあります。ミシン針は9番、ミシン糸は90番がおすすめです。
 
ブロード、シーチング

綿や麻の、普通の厚みの布が、ビギナーさんには扱いやすいかも

■普通の厚みの布
ブロードやギンガム、シーチングなどがあります。お裁縫初心者の方には、これら普通の厚さの布が扱いやすいと思います。また手縫いの場合は、あまり目が詰まりすぎていない、針通りの良い布を選んでください。ミシン針は9番か11番、ミシン糸は60番がおすすめです。
 
デニム、キルティング

厚手の布をミシンで縫う場合は、急がずに、ゆっくりと針を進めてください

■厚い布
デニムやキルティング、キャンバス(帆布)などがあります。デニムはジーンズに、キルティングやキャンバスは通園、通学カバンなどによく用いられます。ミシン針は14番、ミシン糸は60番または強度が必要な場合は30番がおすすめです。 家庭用ミシンでは、何枚も重ねて縫うのは難しいので、ミシンに少し慣れてきてから、ゆっくりと縫うといいでしょう。
 
ニット

伸縮性があるので、衣服用に。メリヤス、ジャージ、トリコットなどがあります

■ニット
編んで作られた布です。縦横方向に伸縮性があるため、肌着や衣服などによく用いられます。ニット用のミシン針と糸を用います。またロックミシンを用いれば、より簡単にニットを縫うことができます。
 

作る前に水通しを!

水に通す

買ったばかりの布は、布目がゆがんでいる場合もあるので、こうすれば、布目も整えられます

布は洗うと、若干縮みます。ですので、水に濡らしても大丈夫な布の場合、作る前に一度水通しをして、あらかじめ生地を縮ませておくと安心です。方法は、水を張ったバケツなどに布をたたんでしばらく浸し、軽く水をきって、しわにならないように陰干しします。生乾きの状態で、布に合った温度でアイロンをかけ、布目を整えます。ただし、貴重な布や、めったに洗わないような物を作る場合は、水通ししない方がいいと思いますので、素材と作る用途によって、水通しするかしないか選んでください。


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