山本耕史

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山本耕史

「僕自身何をするのか全くわからないし、何が起こるかわからない状態です(笑)。僕にとって白井さんは、お兄さんであり、先生であり、俳優の先輩であり、戦友であり……と、いろんな要素を持っているひと。どんなタイミングであっても信頼できる、不思議な存在の方なんです。

今回白井さんに声をかけていただきましたが、“何が起こるかわからないけどやりたい”と思える作品というのは役者にとってなかなかないもの。またそこに飛び込む勇気が沸いたのも、自分としては非常に嬉しい。何が起こるかわからないものをつくろうとする未知な世界に心躍らせていて、見たことのないものが生まれるのではと期待しています。自分が役者として何を要求されるのか、歌なのか、ダンスなのかわかりませんが、全てにおいて白井さんにあずけ、そして共演者の方々にあずけ、新しい空間で、新しい息吹を見つけられるのではと思っています。

これまで白井さんの演出を体験してきて、その世界観がとても好きだなと実感していたし、“うわ、いいな!”と思える空間に自分がいられることがとても楽しみです。ときに困難であり、ときにとても忍耐力が必要でもあるという、俳優としていろいろなものを要求される場所というのは白井さんの現場しか最近の僕にはなくて。だからこそ、いろんなことを要求されて、いろんなことに応えられる自分でいたいし、いろんなことを要求してもらえる自分でいたい。

三宅さんの歌もすごく難しいんですよね。そこにもトライしていきたいし、自分ができるもの、ポケットにあるものではなく、外にあるものをポケットに入れていく作業というイメージで、沢山のものを吸収したいと思っています。本当に何が起こるかわからないけれど、不安は全くなく、期待しかない。きっとすごいものができるのではと思うし、自分自身楽しみにしています」

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白井晃演出作品『愛の白夜』
撮影:鍔山英次



美波

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美波

「白井さんからお話をいただき、二つ返事で“絶対に出演したい!”と答えました。これまで白井さんの作品をいくつか拝見させていただきましたが、どれも退廃的というか、ドイツ的というか、冷たさや照明の感じがすごく好きだなと思っていたんです。物語と直接的に関わりのない物が置いてあり、それを発見することがまた観客としてすごく刺激的だったりして……。

白井さんは一度は絶対にご一緒したい演出家の方でしたし、キャストのみなさんのお名前を聞いたときは、飛び上がるくらい嬉しかったです、みなさん一度でもお会いできたらと思っていた方々で、ましてや共演できるとは願ってもみかった方ばかりだったので、もう楽しみでしかない。

普段は役に近づいたり役を理解するという役者としての作業が多いけど、今回は自発的に何かを創作していくという制作者の一部になれるのではと思っていて……。それは自分のやりたいことのひとつでもあるので、本当に楽しみです。今回は一日二回公演がないということで、何時間のお芝居になるのかということすらわからないし(笑)、踊りもあるのか、役者も歌うのかということもわからない。ただ、準備万端で稽古に臨みたいと思います」

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記者会見の模様