起業での職歴の重要性
職歴は転職だけでなく起業にも影響します
「起業に成功する人は、必ずといっていいほど、そのビジネスの経験者」
だということです。
逆に全く経験がない業種で起業する場合は、失敗する確率が高いです。
似た話として、株式投資の世界では、「自分が知らない業種には手を出すな」といわれます。これは世界的に有名な投資家でさえ心がけていることです。知らない業種に手を出すのはキケン。自分で起業する場合も全く同じことなのです。
経験がない業種で起業するとどうなるか
では、未経験の業種で起業した場合、どんな弊害が起きるでしょうか。現場で感じることを体系化してみます。1.売ることができない
今の成熟した市場では、様々な商品・サービスがあふれ、特に大手企業は多額の広告費と高度なマーケティング手法を駆使して売上げを競いあっています。そんな中、起業家が割って入ったとき、未経験者が同じ土俵で競争できるほど、甘くはないということです。
2.余分なコストを使う
人は経験がないことには余分な出費をしがちです。一度、起業してしまえば、結果が出るまでお金は減る一方。ムダな出費をしている余裕は一切ないのです。
3.判断のスピードと正確性に欠ける
起業家に必要となる内面的な要素。それは、決断のスピードと正確性、行動力、自信。未経験の業種では、これらを最初から発揮することは難しいですよね。