ミョウガの花

普段食べている部分は、花の蕾の集まりなので、収穫せずに放っておくと、このように花が咲きます。

意外と手のかからないみょうが

夏に、独特の香りを楽しませてくれるみょうが。普段、私たちが食べている、ピンク色がかっていてぷっくりとした形のものは花穂の部分で、「花みょうが」とも呼ばれます。つまり、私たちが食べている部分は、蕾の集まりの部分なのです。

若芽の部分を遮光して育てたものを「みょうがたけ」といい、初夏の香辛野菜として、この季節を心待ちにしているツウの人もいるとか。

ショウガ科の多年草で、一度植えてしまえば、3~4年はあまり手をかけなくても収穫できる便利な香辛野菜です。また、通常の野菜と違い、土が乾燥しすぎる直射日光の当たる場所は向いていません。ですから「日陰で、トマトやナスには向かない」という、ちょっと困ったスペースに、むしろうってつけの作物とも言えます。

ミョウガの栽培スケジュール

ミョウガの栽培スケジュール

1年目は夏を過ぎた頃から、2年目以降は6月頃から収穫することができます。


準備するもの

ミョウガは、大抵、種株(地下茎)の状態で売られています。土のついた根っこのようなものが袋に入った状態で売られているので、ちょっと見慣れないかもしれませんが、下記のチェック項目を参考にして、良い状態のものを選びましょう。

〈ミョウガ 良い苗の選び方〉
・長さ15cm~20cm程度で芽が2~3個ついているもの
・乾燥しすぎていないもの
・根や芽が腐ったり、カビなどがはえたりしていないもの

ミョウガは、有機質が多く、排水の良い土を好みます。地植えの場合は、土に完熟たい肥をたっぷりとすき込んでおきます。プランター栽培の場合は、2~3年はそのプランターで生育することを見越して、深さが30cm以上ある大きめのプランターを用意します。通常の培養土に、完熟たい肥を2割程度加えて混ぜ、有機質分の多い土にしておきます。

ミョウガの植付け

15cm~20cm程度の間隔で、深さ7~8cm程度の穴をあけて、地下茎を植えつけます。地下茎についている芽をよく確かめて、芽が上を向くようにします。種株は乾燥に弱いため、植付け後は水をたっぷり与えます。

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