今年の「エコ」は、「水面緑化」!
地球温暖化によりこれまでに様々なエコ商品が開発されてきましたが、それとともに環境緑化として屋上や壁面を緑で覆う資材も世の中に浸透してきた感があります。右の画像もそんな屋上緑化資材の一つ、サカタのタネのブースから「エコカーペット」という商品にメカルドニアを植えた例になります。さらに今度は、水面までも緑化してしまおうというアイディアが登場です! 右下の画像が、その水面緑化のモデルです。水面に設置されたコンテナには、「サンパチェンス」が植えられています。
サンパチェンスは、過去記事「なるかトレンド?!2008ガーデニング注目商品」でご紹介したように、浄化能力の高い植物。実はこのコンテナ、緑化フェア「TOKYO GREEN 2012」で上野公園会場の「花の噴水」にも設置されていたのですが、排水路を使った実地実験などで、水中の余分な窒素やリンも除去するということがすでに実証されているとのこと。これまで以上に期待される植物ですね。
新しいマルチ資材
ガーデニンググッズコーナー、おもしろガーデニンググッズ発明展では、いろいろとアイディアを駆使した園芸グッズが並んでいましたが、ガイドが注目したのは横浜植木株式会社の新しいマルチ資材「敷きイ草」です。乾燥防止や植物への泥はね防止など、様々な役割を果たすマルチング。その資材としてはワラや腐葉土、不織布にビニールなどありますが、こちらは畳表をリサイクルしています。風に飛ばされないのか聞いたところ、「敷きイ草」でマルチしたあと一度潅水することで落ち着くそうです。やがて土と馴染んで、最後には土に還るというエコなところもいいですね。
植え替えサポートの「ぬき楽」とお掃除3点セット「箕篩(みぶるい)」
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