東小雪さんと増原裕子さん
東小雪さんは、元タカラジェンヌ(宝塚歌劇団花組男役あうら真輝)という肩書きをもつオープンリー・レズビアンとして、2010年から芸名とセクシュアリティをカミングアウトしてLGBT支援に携わってきました。ゴトウが初めてお見かけしたのは、2012年1月に開催された「石原都知事の同性愛者差別発言、なにが問題か?」というシンポジウム(トークイベント)で、「こんな人がいるんだ? 素敵!」と思いました。増原裕子さん(ひろこさん)は、震災直後に「セクシュアルマイノリティの視点を生かした被災者支援活動」を模索して立ちあげられた「Japan Rainbow Aid」の代表をつとめていた方で、2011年9月に開催された「被災とジェンダー/セクシュアリティ~緊急時、見落とされがちな視点を今後に活かすために」というシンポジウムで(島田暁さんに紹介していただいて)初めてお会いしました。
お二人とも聡明で、キラキラしていて、美しく、誰もが好印象をもつだろう、本当に素敵なカップルです。
昨年、3月に東京ディズニーシーで結婚式を挙げたことが(最初は断られたけど、説得してOKをもらったというエピソード込みで)メディアにも大きく取り上げられましたが(6月放送の『探検バクモン~”性”をめぐる大冒険!』にも出演していましたね)、それ以外にも、東さんは特定非営利活動法人「ピアフレンズ」運営スタッフを、増原さんは特定非営利活動法人「虹色ダイバーシティ」のスタッフをつとめ、GWの「TOKYO RAINBOW WEEK」の実行委員、講演活動なども行ってきました。そして2013年12月、メディア出演や執筆・講演活動などを行う株式会社トロワ・クルールを設立しました。