スッキリ！わかる「オネエ系」タレント

6月4日深夜、フジテレビで「JOSO-TV」というドラァグクイーン大集合な番組が放送されたのをご覧になった方も多いと思います。今をときめくマツコ・デラックスさんとミッツ・マングローブさんが完全監修し、（以下50音順に）アンジェリカさん、ダイアナ・エクストラバガンザさん、ナジャ・グランディーバさん、肉乃小路ニクヨさん、バビ江ノビッチさん、バブリーナさん、ブルボンヌさん、ホッシーさん、メイリー・ムーさんという豪華なキャストが集結！という、伝説的な番組でした。

続く6月第2週は、毎晩のようにテレビでオネエとかゲイとかが特集されていて、驚きました。

7日の「ロンドンハーツ」（テレビ朝日）では、IKKOさん、はるな愛さん、KABA.ちゃん、クリス松村さん、真島茂樹さん、小椋ケンイチさん、山咲トオルさんというオネエ系タレント6名と（ノンケ）男芸人7名による合コン「オネマゲドン」が行われていました。クリス＆河本さんのキスシーンに衝撃を覚えつつ、ケンコバさんとくっついたマジーを見て「キーッ！うらやましい」とハンカチを噛んでみたり。

8日の「ザ・ベストハウス123 」（フジテレビ）は「まだまだいるぞ！大好評！！世界の美しすぎるおネエSP第2弾」という特集で、韓国初のトランスジェンダー・タレント、ハリスさんや、ブルボンヌさんが金曜ママをつとめる二丁目のバー「DNA」（キムコ・ヒルトンさん、アロム奈美江さん、ISUZUさん、スッピンのエスムラルダさんらも登場）、「どんだけ～」を世間に流行らせたやす子さんのバー「Pt（プラチナ）」などが紹介されていました。

9日の「からの～！」（フジテレビ）ではレズビアンが特集され、青山の「GOSSIP」や芸人・本日は晴天なりことIKUMI KURITAさん（本人いわく「男子系芸人の第一人者」）ほか数名のレズビアンの方が紹介されていました。

10日の「Oh！どや顔サミット 」（テレビ朝日）では、はるな愛さんが「ミス・インターナショナル・クイーン」コンテストで優勝したタイに赴き（すごい人気なんですね～）、同コンテスト優勝経験のある美しいニューハーフの方たち（うち1人は航空会社のCAに！）が登場したり、一般病院で手術が安く受けられるというトランスジェンダーに優しいタイの素晴らしさが紹介されました。

ゴトウがたまたま観ただけでこれだけあったのですから、もしかしたらもっとあったかもしれません。

マツコさんやミッツさんが日々いろんな番組にご出演されているのはもはや当然として、それとは別に、ゲイやトランスジェンダー（世間で言うところの「オネエ系」）が毎日のようにテレビで特集されるってスゴいこと。しかも、以前はタブーだった男どうしのキスとかも公然と放映されていて…隔世の感を禁じえませんでした。
ついつい暗く沈みがちな状況の中、そういうオネエ系タレントの方たちが日本を明るく元気にしてるってことなんでしょうね。そして今、第何次目かのゲイブームが到来!?っていうふうにとらえることもできますよね。

というわけで今回は、主にノンケ読者の方のために「オネエ系」（ゲイやトランスジェンダー）を特集してみたいと思います。