今回はこんな質問が届きました
「目が出っ張っていてアイメイクが似合いません」
Q.目が出っ張っている場合は、どうすればカバーできますか? 軽いメイクも「派手になる」のではなく、「気味が悪く」なるので悩んでいます。(20代・自由業)
A.深みのある色で、目の際を細く引き締めましょう!
出目を隠すアイメイクの仕方は?
引き締め色は、広く使うのではなく、目の際にごく細くぼかします。目の丸みに合わせてアイカラーを入れてしまうと、かえって目元を強調してしまうことがあるかもしれません。「目の際」をいちばん濃く、広げても「二重の幅」まで。ぼかしも広げすぎないことです。締め色のアイカラーには、ピンクをちょっと感じさせるダークブラウンや、グレー系を使うとイマドキ感を楽しむことができますよ。
影色を目の際にぼかして深みをつけたら、アイラインを“クッキリ”入れましょう。クッキリとは、ラインは細くても、色がしっかり出ているということ。ジェルやリキッドを使うといいですね。目が出っ張っている人は、特に黒目の上のところが丸く出て見えるはず。黒目の上は、ラインをうんと細く控えめにするといいですよ。あえて、黒目の上は引かなくてもいいくらい。これは目を丸くしたい人と逆のテクニックです。
ちなみに黒目の上にラインが全くないよりは、まつ毛の内側にでもラインが引いてあったほうが、目が引き締まってすっきりと見えるので、できれば黒目の上のみインサイドにラインを入れてみてください。さらに、下まぶたの目尻にも締め色をぼかすと効果的。範囲は目尻3分の1から、4分の1程度。まつ毛際に沿ってぼかし、目尻はやや長めに伸ばして終えればすっきりコンパクトに。
まつ毛はカールで持ち上げたり、ボリュームを出すというより、立体感と長さを出すようにします。要は、目の際を締め色でキュッと引き締めたいので、根元にはマスカラをしっかりつけつつ、毛先を細く引き伸ばすようなイメージで、まつ毛を放射状に広げて見せるのがコツ。でも、大きな目は個性でありチャームポイントですよね。メイクで悪目立ちしないようちょっと注意しつつ、バランスよくアイメイクを楽しんで下さいね。
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山本浩未さん プロフィール
さまざまなメディアで大人気のヘア&メイクアップアーティスト。取り入れやすいメイクテクが、幅広い年代の女性に支持される秘密。
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