ノルウェーのエリア
ダイナミックな大自然が魅力のノルウェー。旅行者に人気があるエリアはフィヨルドやオーロラが観測できる観光都市。見どころの多いエリアをおさらいしてみよう Photo: Haavard Myklebust/visitnorway.com/Innovation Norway
南部にある首都オスロに人口の大部分が集中し、北部に向かうほど羊などの動物の数が多くなってきます。国土は南北に細長く、西部の海岸線には美しいフィヨルドが発達しています。
ノルウェーは公的分類では19の県に分かれますが、今回はガイドの独断で、旅行者が知っておくと便利なノルウェーのエリアを簡単に分類してみました。
最新トレンド発信地、首都オスロ
王宮へと続く大通りのカール・ヨハン通り Nancy Bundt - Visitnorway.com/Innovation Norway
美術館なども多く点在し、観光客のお目当てはなんといっても画家エドヴァルド・ムンクの代表作『叫び』。ヴァイキング船博物館などの観光スポットのほかに、オスロはここ数年で食やデザインなどの新しい流行の発信地、またライフスタイルや福祉制度のあり方などの暮らしの側面でも注目を集めています。特にオスロフィヨルド沿いは開発が進んでおり、観光都市として大きな飛躍が今後期待されます。
オスロではフィヨルドやオーロラは見ることができませんが、最新トレンドの街としてぜひ1日でも訪れておきたい場所です。詳しくは「オスロのエリアガイド」にて。
フィヨルドと美しく可愛い町並み、ベルゲン
世界遺産に登録されている屋外家屋ブリッゲン Photo: Andrea Giubelli - Visitnorway.com/Innovation Norway
ベルゲンはソグネフィヨルドの観光拠点として知られており、夏には世界中からの観光客がフェリーや列車で押し寄せます。また、オスロへは飛行機でも移動できますが、2都市を結ぶ「ベルゲン急行」はフィヨルドを見ながらのんびりとノルウェーの大自然を楽しむことができるため大変人気があります。