住宅ローンの借り換え・返済/住宅ローンの見直しポイントはこれだ!

住宅ローン、毎月の返済額コントロール術(2ページ目)

住宅購入して10年くらい経過してみると、子どもの教育費負担が思いのほか大きかったり、専業主婦にならざるを得ず、世帯収入が減ってしまったなど、想定外の事もあったりして、購入当初に考えたライフプランとおりには行かないもの。そんな時には、住宅ローンの毎月の返済額をコントロールすることで乗り切れないか、考えてみましょう。

中村 諭

執筆者:中村 諭

住宅ローンガイド

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事例紹介【フラット35】の場合

フラット35undefined借り換え

フラット35 借り換え

住宅ローンの借り換えにおいて、融資期間を「既存ローンの残存期間が上限」としている金融機関もあれば、融資期間を見直してくれる金融機関もあるのです。ローンの期間は延長できるのです。例えば、フラット35へ借り換える場合の融資期間の条件を見てみましょう。

【フラット35の借換えの場合の融資期間】
15年(ただし、お申し込みご本人または連帯債務者の年齢が満60歳以上の場合は10年)以上で、かつ、次の(1)または(2)のいずれか短い年数(1年単位)が上限となります。

(1)「80歳」-「借換融資のお申し込み時の年齢(1年未満切り上げ)」
(2)「35年」-「住宅取得時にお借り入れになった住宅ローンの経過期間(1年未満切り上げ)」

・ 収入合算者がいる場合は、年齢の高い方が基準となります
・ 親子リレー返済を利用の場合は、後継者の年齢が基準となります
・ 経過期間とは、最初の住宅ローンの契約日から借り換え融資の申込日までの期間

例えば、借り換え時に45歳、住宅購入から10年経過の人であれば、(1)は34年(80歳-46歳)、(2)は25年(35年-10年)となり、フラット35は借り換え後の融資期間は25年まで使える事になります。

それでは、次に借入期間を延ばした場合の借り換えを、相談事例を参考にみてみましょう≫≫
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