姿勢・仕草/姿勢・仕草エクササイズ、矯正改善

快眠&ゆがみリセット効果もある正しい寝姿勢とは?

良質な睡眠は「美」と「健康」に不可欠です。快眠には様々な要素が必要ですが、「姿勢」も含まれていることを御存じですか? 快眠を得るためにも「骨格バランスを整える寝る姿勢」でゆがみをリセットしましょう。起きているときの「美姿勢」につながります。

長坂 靖子

執筆者:長坂 靖子

ウォーキング・姿勢ガイド

寝ている間に姿勢のゆがみをリセット

寝る姿勢

寝ている姿勢意識してますか?

骨格バランスの良い姿勢を保つためには、筋肉を使い重力に逆らい体を立ち上げる必要があります。どんなに良い姿勢でも長時間同一姿勢を行うと、体に負担がかかります。

日常の姿勢のゆがみや筋肉疲労をリセットしてくれるのが、寝ている時間。体を横にすることが、唯一、背骨・骨盤など体を支える大きな骨を重力からフリーにし、筋肉の緊張を解放し日常のゆがみをリセットしてくれる「姿勢リセットの黄金タイム」なのです。

しかし、満足した睡眠を得られている方は意外と少ないもの。寝つきが悪い、寝てもスッキリしない、首や腰に不快感があり疲れが取れないなどといった睡眠のお悩みもよく耳にします。

良質な睡眠は、アクティブな日常を送る上で不可欠です。快眠の第一歩は、寝る姿勢を意識すること。体のゆがみリセットにつながりますよ。


正しい寝る姿勢とは?

「寝る姿勢」は、どのような姿勢が好ましいのかを御紹介します。

寝ている間同一姿勢だと、血行不良を起こしますので、それを避けるためにも、個人差があるものの寝がえりを30~50回程度行います。寝ている間にも、姿勢が変化することは当たり前のことですが、まずは、仰向けで日常の姿勢のゆがみをチェック&リセットしましょう。

寝る姿勢

力を抜いてゆっくり呼吸

左の写真のように、首・肩・背中・骨盤がマット(布団)に付いている姿勢が取れていますか?

更に、両足の開く角度に着目すると、両足の開く角度が45度程度が理想です。

まずは、ご自分の「寝姿勢」をチェックしてください。腰が反り浮いていたり、両足の開く角度に左右差があったり、広過ぎたり狭過ぎたりしていたら、骨盤がゆがんでいる証拠。日常のゆがんだ姿勢が、寝姿勢にまで影響を及ぼしています。ゆがみがひどくなると、良質な睡眠の妨げになることもあるので注意が必要です。寝る前に、首・肩・腰・骨盤の簡単なストレッチでゆがみをリセットしましょう。

次ページでは「快眠美人度チェック」と「ゆがみリセットストレッチ」を、ご紹介ししていきます。

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