美容サプリメント/美容サプリメントの基本

注意したいダイエットサプリメントの選び方

暴飲暴食が続いた年末年始。ここは「ダイエットサプリに頼ってみよう……」と思われる方も少なくないのでは? しかし、巷には危険なダイエットサプリも出回っています。今回は、注意したいダイエットサプリの選び方についてご紹介します。

鈴木 絢子

執筆者:鈴木 絢子

美容サプリメント・美肌作りガイド

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ポッコリお腹……そろそろマズイ?

「飲むだけで痩せる」は危険!

ダイエットサプリを選ぶ際に、まず目に飛び込んでくるのがキャッチコピー。「好きなだけ食べても痩せる!」「飲むだけで痩せる!」「即マイナス10kg!」など、ラクして痩せられるような甘い言葉が並んでいますが、ここでは一旦、冷静に考えてみる必要があります。

飲むだけで痩せるものは、すぐにマイナス10kg減量できるサプリなどは存在せず、そういったものはもはや薬の領域であるということを肝に銘じておきましょう。


「太る・痩せる」のメカニズムを今一度確認

そもそも、なぜ太るのかを考えてみましょう。それは、消費カロリーに対して摂取カロリーが上回った場合、脂肪として身体に蓄積するため。

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運動なしでは痩せられない?

そこで痩せる方法としては、消費カロリーを増やすか、摂取カロリーを減らすという2択しか残されていないのです。

つまり、いつも通りの生活をしていて、サプリメントだけ飲めば痩せていく……ということが事実なのだとすれば、それはとても危険な商品である可能性が高いのです。


危険なサプリメントの実態

日本ではサプリメントは食品の扱いになりますので、薬のような効果が謳われているものは、健康増進法違反となります。単に大袈裟な表現を使用しているだけなら、それで済みますが、実際に「痩せてしまうサプリやお茶」だとしたら、それは命を落としかねない危険なもの。

例えば、日本国内での死亡例も発表されたタイ製のダイエットサプリメントや、日本でも多数見かける中国製のダイエット茶が、実際に問題になったことも記憶に新しいと思います。

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個人輸入の商品には注意が必要。

実際に、タイ製のダイエットサプリと中国製のダイエット茶には、副作用も懸念されるマジンドールやフェンフルラミンと呼ばれる食欲抑制薬が含まれていました。

それを摂取することで、確かに「食欲がなくなる=摂取量が減る=痩せる」という実感は得られるようですが、それ以上に副作用の一例として、肺高血圧症、抑うつ、精神障害、幻覚、知覚異常、痙攣などが挙げられ、身体への影響が危惧されています。
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