シリコンスチーマーでこねない生地もラクラク
イタリアの香り高いキノコ、ポルチーニ(フランスでいうセップ茸ですね)を乾燥させたものが、最近、手に入りやすくなりました。これをパンに入れてしまおう!という、年に一度の大感謝祭的なふんぱつをしてみました。
今年はフランス生まれのシリコンスチーマー、メトレフランセさんと一緒にお仕事をし、「パン・エ・パートゥ」というパスタとパンができる新製品のためにレシピ提供をしました。これがこねないパン生地をつくるときに、とても重宝。ベタつく生地もシリコンなら、するんとはがれるのです。一晩冷蔵庫で寝かせた生地は、ベタつくので、打ち粉を多めにふるのが、きれいに成形するコツです。
今年はフランス生まれのシリコンスチーマー、メトレフランセさんと一緒にお仕事をし、「パン・エ・パートゥ」というパスタとパンができる新製品のためにレシピ提供をしました。これがこねないパン生地をつくるときに、とても重宝。ベタつく生地もシリコンなら、するんとはがれるのです。一晩冷蔵庫で寝かせた生地は、ベタつくので、打ち粉を多めにふるのが、きれいに成形するコツです。
ポルチーニのカンパーニュの材料(直径センチ、1個分)
ポルチーニのカンパーニュの作り方・手順
ポルチーニのカンパーニュ
1:
プラスティック容器などにぬるま湯とイーストを入れて、溶かす。乾燥ポルチーニを小さく割って加える。
2:
合わせておいたフランスパン専用粉、全粒粉、塩、砂糖を1に少しずつ加える。
3:
粉っぽさがなくなるまでスプーンなどで混ぜたら、蓋をするか、ビニールをかぶせて、室温に1時間~1時間半おいて、軽く発酵させる。
多少、粉が残っていてもいい。4:
少しだけふくらんだら、冷蔵庫で一晩、ゆっくり発酵させる。
5:
一晩おくと、これくらいふくらんでいる。
6:
打ち粉をたっぷりふった台に生地を取り出す。
7:
軽くこねてから、手のひらで平らにし、表面を張らせるように四方八方から生地をひっぱって、中心に集めてしっかりつまみ留める。張らせた表面には、できるだけポルチーニが飛び出ないようにする。写真は裏面。
8:
発酵かご、またはボウルにたっぷりの粉をふり、7の生地を、裏面を上にしておく。ビニール袋で覆い、室温で2倍くらいにふくらむまで最終発酵させる。オーブンの発酵機能を使うなら、35℃に設定して1時間ほど。
室温が25℃くらいなら1時間~1時間半。寒い時期だと、2時間以上かかることもある。ふくらみを目安にして、最終発酵を終了する。9:
8をオーブンシートを敷いた天板に、裏面が下になるように置く。ナイフで表面に切り目を入れ、たっぷり霧を吹く。220℃に温めておいたオーブンで25~30分焼く。
10:
焼き上がったら、網などにのせて冷ます。
ガイドのワンポイントアドバイス
キノコの香りがぷーんと漂うパンは、ビーフシチューやミネストローネに添えたり、スライスしてお肉のパテなどをのせってカナッペにしてみてください。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。