「なます切り」ってどんな切り方?
にんじんの赤と大根の白で、おめでたさを表現しているなます。細切りにしていることから、水引に見立てているとも言われている、代表的なおせち料理のひとつです。できることなら赤い色が鮮やかな京にんじん(金時にんじん)で作ることで、色合いのコントラストがとても美しくなります。作り方も簡単で、千切り野菜をゆずをきかせた合わせ酢で和えるだけ。ここでポイントとなってくるのが野菜の切り方「なます切り」です。
「なます切り」とは、大根やにんじんなどの根菜をなますにするための切り方です。その特徴は野菜を斜めの薄切りにしてから、千切りにするところ。普通の千切りは繊維に沿って切るのでシャキシャキ感が保たれるところですが、斜めに切ることで根菜の繊維が断ち切られ、しんなりとなり、おいしいなますに仕上がります。
「なます切り」とは、大根やにんじんなどの根菜をなますにするための切り方です。その特徴は野菜を斜めの薄切りにしてから、千切りにするところ。普通の千切りは繊維に沿って切るのでシャキシャキ感が保たれるところですが、斜めに切ることで根菜の繊維が断ち切られ、しんなりとなり、おいしいなますに仕上がります。
紅白なますの材料(2人分)
紅白なますの作り方・手順
紅白なますを作る
1:斜めに切る
大根とにんじんは皮をむき、斜めの薄切りにします。角度は45度くらいを目安にするといいでしょう。
2:重ねて切る
薄切りにしたものを何枚か重ねて、細切りにします。
3:塩もみにする
ボウルに切った大根とにんじんを入れ、塩小さじ1/3を加えたら全体にもみこみ、10分ほどしたら水分をよく絞ります。
合わせ酢の材料を合わせておきます。ゆずの皮を細切りにしておきます。
合わせ酢の材料を合わせておきます。ゆずの皮を細切りにしておきます。
4:合わせ酢と混ぜる
絞った野菜に合わせ酢を加えて、和えます。30分ほどで味がよい感じになじみます。器に盛り付けたら、上に細切りにしたゆずを散らして、できあがりです。
密閉容器に入れて、冷蔵庫で1週間ほど保存できます。
密閉容器に入れて、冷蔵庫で1週間ほど保存できます。
ガイドのワンポイントアドバイス
大根は生で食べるので、葉にちかい上部を使うのがおすすめです。大根2に対して、にんじん1くらいの量がキレイに仕上がります。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。