茶殻でチャイ風ホットミルク
中国茶は、何煎もいただけるのがいいところ。数煎いただいた後の茶殻をミルクと一緒に弱火で煮込んでチャイ風にいただくこともできます。焙煎が強めのウーロン茶や、たっぷりと飲んだ後のプーアル茶をミルクと一緒に煮ると、真っ白なミルクがだんだん温かなミルクティーらしい色になっていきます。味を見ながらお好みの濃さになるまで煮込みます。茶葉をティーバッグに入れて煮込むと、漉す手間が省けます。そのまま煮込んだ場合は、茶葉を漉していただきましょう。お好みで、はちみつやシュガーを加えたり、ホイップクリームを浮かべてもおいしくいただくことができます。
また、少し古くなってしまった緑茶をミルクと一緒にコトコト火にかけると、緑茶風味のホットミルクを楽しむことができるのでおすすめです。こちらは、ほとんどミルクの色そのまま。葉が軟らかい碧螺春(へきらしゅん)や安吉白茶(あんきつはくちゃ)は、あえて漉さずに、茶葉もそのままカップに入れて一緒にいただきます。
ほのかに緑茶の香りがするホットミルク。軟らかくなった茶葉をぎゅっと噛みしめると緑茶の味が一気に口の中いっぱいにひろがります。うっかり古くなってしまった茶葉などは、さらにスパイスを加えてチャイ風に楽しんでみるのもいいものです。
おいしくいただいた後の茶殻や、うっかり飲み頃を逃してしまった茶葉でアレンジティーを楽しんでみましょう。