高い酒税

お酒が高いノルウェー

お酒好きにはノルウェーはつらい国!? お酒とタバコの金額が世界でもトップクラスで高いノルウェー。飲食店でお酒を1杯頼んだだけで、安くても1000円以上はかかります。

各アルコール飲料の酒税は、種類(蒸留酒かその他)、原料、アルコール含有率を基準とした5種類のカテゴリーを元に決定されます。基準として下記のようになります。
  • 3.7~4.7度以上のビール類は1リットルごとに酒税19.96ノルウェークローネ
  • 4.7~22度以上のワインとビールは1度・1リットルごとに酒税4.46ノルウェークローネ
  • 0.7度以上の蒸留酒類は1度・1リットルごとに酒税6.85ノルウェークローネ
この酒税に加えて、一般消費税(VAT/付加価値税)25%が課税されます。

商品価格は取り扱うお店によって異なりますが、代表的なブランドを購入しようと思ったときの店頭価格は以下のようになります。
  • 地ビール、Nøgne Ø社(500ml×1瓶、専売公社) 45~93ノルウェークローネ(約751~1552円)
  • 大手ビール、Hansa Borg社、Ringnes社(500ml×1缶、スーパー) 15~30ノルウェークローネ(250~500円)
  • 蒸留酒アクアヴィット、Løiten Linie(700ml、専売公社) 390ノルウェークローネ(約6509円)

短い! お酒の販売時間

スーパーや専売所ではお酒の販売時間が規制されており、平日夜間に加えて、日曜日、祝祭日、お祭りや選挙の開催日もお酒の販売は禁止されています。その場合はレストランやバーに行って飲むしかありませんが、飲食店では酒代が最も高くつきます。

飲食店で知っておくと便利なこと
ビール1杯は約1500円!

外のレストランやバーで、日本にいる時の感覚でお酒を注文し続けると、すぐにお財布が寂しいことになってしまいがちです。カール・ヨハン通りやアーケル・ブリッゲ&テゥーブホルメン周辺など、観光客が多いオスロ中心地のレストランなどで飲むビール500mlは、スーパーでも購入可能の一番安い価格帯のブランドでも85~100ノルウェークローネ(1415~1669円)ほどすると考えておいてください。一部のお酒はスーパーで一番安く購入することができます。飲食店ではお酒を提供できる時間が、ビールは8時~翌日3時、アルコール度数の高い蒸留酒(スピリッツ)は13時~翌日3時までと法律で定められています。

スーパーでお酒を購入する際

4.75%未満のアルコール度数の低いビールなどは日中の限られた時間にスーパーで購入が可能です。地域や店舗によって異なりますが、基本的にスーパーでお酒を購入できない時間帯は、平日は20時以降、土曜日は18時以降、日曜日は昼夜を問わず1日中(!)です。「スーパーで買おうと思っていたのに、時間が遅いからもうだめとレジでお酒を没収された!」という悲しい出来事は意外と起こりがちなので、念頭に入れておきましょう。

ノルウェーのホームパーティー

ノルウェーでのホームパーティー

宅飲みでは各自でお酒を持ち寄る (C) Martine Sandberg

このような環境で国民はどうしているのでしょうか。個人の金銭的余裕にもよりますが、特にお金に余裕がない若者によくあるパターンが、家で夕飯を済ませてから合流、誰かの家でパーティーをして、ある程度酔ってから屋外のバーやクラブに皆で出かけるというものです。宅飲みでは各自がお酒を持ち寄ります。週末はスーパーや専売公社の営業時間が短めだったりクローズしているので、平日からお酒は自宅に数本ストックしておくことが一般的です。

二日酔い対策

ノルウェー人は二日酔いの時にどう対処するのか聞いてみました。もし旅行中に飲みすぎてしまったら、現地流で試してみてはいかがでしょうか。
  • 水(できれば炭酸水)を大量に飲む
  • 炭酸のコーラ飲料を飲む
また、若者の間で知られている、「不健康な対処法」として、二日酔いの時に、「さらにビールを飲む」人がいます。毒を以て毒を制すという考え方のようで、ノルウェー人はこれを「(体を)修理する」と表現します。もちろんこれは誤った対処法ですが、ノルウェーでは一般的には広く知られており、無茶をした飲み方をしている若い頃におこなわれているようです。