Stavangerflint(スタヴァンゲルフリント)

Stavangerflint

魚、人、鳥、花などさまざまな種類の絵柄シリーズがあるStavangerflint社。素朴で地味な色使いと、ほっこりとした癒しキャラが特徴的。Figgjo社のものよりも安く入手できるのも嬉しい

Inger Waage, Stavangerflint

Inger WaageデザインによるKon-Tikiシリーズ。ハンドペイントによる大胆な花模様と色使いが特徴的

1946年創業、スタヴァンゲルというノルウェーの土地で1949年に生産を開始しました。1968年にFiggjo社と合併し製造は続けていましたが、1979年には完全に買収され廃業となりました。同時代に生産されていたFiggjo社のかわいい絵柄に比べて、ブラウンやモスグリーンなどの落ち着いたアースカラーをベースとした食器シリーズを多く生産しています。飽きのこない和の色合いのシリーズは長く愛用できるのではないでしょうか。

Figgjo社でも活躍したチューリによる愛らしい絵柄も生産されており、Inger Waage(インゲル・ヴォーゲ)というデザイナーのシリーズも知られています。企業とのコラボレーションによるイベントプレートや、その年限定のイヤープレートも、ノルウェーでは安値で入手することができます。

Figgjoに買収された経緯から、食器の裏に両社の刻印がされていることもあります。Stavangerflintの刻印が全くないこともあり、「NORWAY 製造番号」だけが記載されていることもあります。日本ではまだまだ知られていないデザインが多いので、今日本語で情報がヒットしないものでも、あとから話題になるかもしれない宝石の原石が多いメーカーです。

Porsgrund(ポシュグルン)

Porsgrund

Porsgrund社の不思議なキャラクターたち。左はKonrad Galaaenデザインによる置物。右はカロリータという女性の壁掛け&チーズプレートで、ノルウェー語でバターなどのカロリー数が書かれている

Porsgrund イヤープレート

1972年の母の日(左)と父の日(右)のイヤープレート

ノルウェーを代表する陶器の老舗メーカーです。Porsgrundはデパートの食器コーナーから蚤の市まで至るところで出会えますが、「日本人が好きそうな絵柄」と、「一瞬見ただけでは価値がよくわからないけれど、ノルウェー国内で定評がある絵柄」に大きく分かれます。ニッセやトロール人形のような、ちょっと不細工な「きもかわ」キャラのデザインがなぜか多いメーカーです(これはノルウェーらしい文化傾向といえます)。


Porsgrund陶板

Porsgrund社のユニークな陶板は壁の装飾品に

クリスマス、母の日、父の日などのイヤープレートも定評があります。自分や家族の誕生日年のお皿を見つけたら思い出として購入すると良いお土産になるかもしれません。陶器製の壁掛けなどの装飾品もおすすめです。

日本人好みの典型的な北欧デザインよりも、歴史価値あるモノに凝っているというコレクターの方には、Porsgrundは大変調べ甲斐があるメーカーで、国内のアンティーク収集家が最も興味を持つメーカーです。海賊ヴァイキング船を象ったアルコールを入れていた容器など日本では全く知られていないモノがたくさん発掘できます。

Egersund(エーゲルスン)

Egersund

カラフルなひまわりが印象的。カップからお皿まで一式で揃えると、テーブルがさらにパッと明るくなる

Egersund

明るい色合いの花や野菜のデザインがあれば、料理やお茶の時間がきっとさらに楽しくなる

1847年にエーゲルスンという土地で創業、1979年に廃業しました。当初は土器の生産を中心としていましたが、1860年代から本格的に陶器生産を開始。花柄やシンプルな模様のデザインが多く生産されています。Figgjo社などに比べて日本人が好みそうなかわいいデザインに出会える確立は低いですが、その分もし心惹かれるモノに出会えたらぜひ購入しておきたいメーカーです。ノルウェーではEgersund(s) Fayancefabrikとも表記されています。

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