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夜のハンドケア方法……手肌の美しさも夜つくられる
“美肌は夜つくられる”と言われるように、夜の美容は肌にもいい
そこで、唯一、手肌をやさしくいたわれる時間というと、夜です。“美肌は夜つくられる”という美容のことわざがあるように、成長ホルモンが活発に分泌される夜に良質な睡眠をとることで、肌の修復・活性をうながすといわれています。
夜のハンドクリームは“こっくり系”
では、具体的な夜のハンドケア方法について解説します。まず、ハンドクリームは、保湿力と浸透力に優れていていることが第一です。テクスチャーですが、しっとりしすぎる程度のコクのあるテクスチャーのほうが、頼りになります。日中用として販売しているタイプは、さらりとした軽やかな感触でベタつかず使いやすいのですが、夜のハンドケアには適しません。
使う分量もポイント。翌朝までしっとりとした手肌をキープするためにも、量はたっぷり使いましょう。
毎日の習慣、ベッドにはいってからのハンドケア
手全体になじませたら、指1本1本をクルクルとらせんを描きながらマッサージ
手の甲に全体に広げたあと、指のつけ根から指先に向かってクルクルらせんを描きながら1本1本なじませます。
指を交互にクロスにさせて、手首を外側にやさしくのばす
この一連の動作は、ベッドに入ってから簡単に行うことができますから、おすすめ。ハンドクリームを塗ることで保湿力は高まり、なおかつストレッチを行うことで血行促進。指先がポカポカ温まることでよりより睡眠が得られるでしょう。
手袋は、毎日清潔なものに取り換える
特別な日の前のハンドケア
特別なイベントの前。いつもより丁寧なハンドケアで、あなたがもっと輝く
1.顔用のスクラブ剤で角質ケア
なんとも贅沢なメソッドになりますが、顔用のスクラブ剤で余分な角質や汚れをオフします。顔用ならではのきめ細かい粒子が心地よく、洗い上がりはもちもちとしていてふっくら。1回の使用でもツルツルになります。クルクルと円を描きながら、やさしくなでます。汚れがたまりやすい指と指の間なども忘れずに。
2.ハンドマッサージ
上記で解説したマッサージを行います。角質ケアをしたおかげで、ハンドクリームの浸透力が増しているのを実感できます。
3.ホットタオルでスチームマスク
それぞれの手にビニール袋をかぶせたら、温めたタオルで両手をくるんで3分ほどおきます。温感効果でじんわりと温まり、手肌がポカポカします。肌を温めることでハンドクリームがさらに浸透しますから、より保湿力が高まります。この後、手袋をしましょう。
特別な日の前のメソッドだけではなく、乾燥予防として週1回を目安にとりいれることで、よりしっとりとした美しい手肌になります。
日常生活で気をつけたい手肌ケアのポイント
食器を洗ったり、キーボードをたたいたりと、手肌は寝るまで何らかしらの作業を行っています。酷使している部位ですから、日常生活で気をつけるべきポイントをご紹介します。1.手を洗ったら、吸収性のよいタオル・ハンカチで水気をとる
肌に水分が残ったままだと、かえって乾燥を招きます。手を洗った後はもちろんですが、水仕事をした後はタオルやハンカチで水気を毎回拭き取ります。
2.ハンドクリームはこまめにつける
ハンドクリームは、外出先でもこまめに塗り直しましょう。また、爪先の周りも乾燥しやすいのでネイルオイルを併用するのもおすすめです。
3.化粧室のハンドドライヤーは使わない
これは、ある有名なパーツモデルの方に教えていただきました。ハンドドライヤーは、水分をとりすぎてしまいますので、手肌にとっては負担がかかります。タオルやハンカチでふきとります。
4.食器を洗う時は、ビニール手袋をする
手肌のことを考えるなら、面倒でも食器を洗う時はビニール手袋をしてください。もし、たくさんの食器を洗うようなら、ハンドクリームを塗ってからビニール手袋をしてください。お湯を使うことで、保温効果が生まれ、スチームパックができます。
手肌の美しさは美意識の高さに比例する
ハンドケアを日々とりいれることで、手荒れのないふっくらとしたやわらかな手肌になります。ネイルはもちろん、ジュエリーも映えますし、何より手肌の美しさは、美意識の高さを象徴しています。手肌トラブルを未然に防ぐためにも、今日から“夜のハンドケア”をぜひ、習慣にしてください。【関連記事】