天井高は2.76mを確保
外壁は天然石である。淡いアースカラーのおかげで威圧感はない。外観から受ける印象は、専有部の隅々にまで統一されている。玄関、廊下、リビングダイニングは、床・巾木が天然石である。壁と天井は塗装。ここまでは億ションでは珍しくはない。しかし、洋室とクローゼットのカーペットを除くすべての間(トイレ、洗面、納戸、ユーティリティなど)でも床に天然石を用い、巾木は木製(ないしは天然石)を採用している(ロフトのみビニール)。設備の充実。キッチンのビルトインコンベック、食器洗浄乾燥機(AEG)、ディスポーザーは定番として、洗面室にはタオルウォーマーを、浴室の浴槽はジャクソンのジェットバスを設置した。もちろん、浴室テレビも標準装備。天井埋め込み式カセットエアコンは全居室に備え付けられている。
天井の高さは、リビングダイニングとマスターベッドルームが2.76m。ベッドルームが2.5m。キッチンや廊下(ホール)でも2.4mを確保。建物の高さの規制が厳しい低層住居地域でこのサイズは嬉しい誤算ではないだろうか。
1期3次を終了
「ウェリス代官山猿楽町」は2013年5月18日からモデルルームでの案内会を開始。9月中旬までの総来場組数は約450件に至る。分譲は先週(9月13・14日)第1期3次をもって、計39戸を売り出している。最高額は5億9,900万円。グロスでの価格としては、「ザ・パークハウスグラン千鳥ヶ淵」5億4,200万円や「プレミスト南青山」5億円を上回る。全体の平均坪単価は585万円である。第1期では最高9倍にまで倍率が膨らんだ住戸が存在した。売れ行きの特徴としては、クレジットカード会報誌での告知が影響したせいもあるのか、東京以外に本拠地を置く購入者が目立ったそうだ。代官山の猿楽町という、界隈を象徴するようなロケーションが高く評価されたのであろう。
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