今回は、国内で販売が開始された2013年モデルのGoogle Nexus 7と、1月24日以降に発売されるソニー Xperia Z Ultraの比較レビューを行おうと思います。購入の際の参考にしてみてください。
前者は、7インチのタブレット、後者は、6.4インチのスマートフォン(最近は、PhoneとTabletからファブレットと呼ばれます)です。ジャンルは異なりますが、並べてみるとサイズが近く、似た使い勝手になりそうです。その違いと使い勝手を比較していきます。
7インチと6.4インチの違い
まずは、端末の比較をしていきます。Nexus 7(LTE版)が299gで、Xperia Z Ultra(以降、Xperia)が212gです。Xperiaの方が87g軽くなっています。次にサイズを比較します。Nexus 7が200 x 114 x 8.65mm、Xperiaが179 x 92 x 6.5 mmです。7インチディスプレイを搭載するNexus 7のほうが、縦に+21mm、横に+22mm大きく、2.15mm厚くなっています。
重さとサイズはディスプレイサイズに比例しているので、Xperiaの方が軽く、ひとまわり小さい端末です。
ともに手のひら以上の大きさで、片手で操作できませんが、Xperiaの方が、横幅が小さく端末の端に指をかけてしっかりと持つことができるので、意外にも大きさは苦になりません。重さは、100円硬貨18枚分相当の87g分、Xperiaの方が軽量です。軽さのせいもあってか、取り回しの良さは、Xperiaの方が圧倒的です。
解像度とディスプレイサイズは、Nexus 7が1920 x 1200の7インチ、Xperiaが1920x1080の6.4インチです。ともにフルHDを謳っているところ、Xperiaの方が120ドット小さい解像度になっていますが、ほとんど違いを感じることがないのは意外でした。
次のページでは、AV性能を比較します。