外出するのが億劫な高層階、フットワークのいい低層階
朝の通勤時のエスカレーターがなかなか来なくて、イライラしながら待つことがたびたびです。毎日のことなので、これが結構気重です。そういうわけで、いったん帰宅すると、なかなか外出する気になれません。万一、大きな地震でエレベーターが停止したら、復旧するまでの間は自宅での生活は困難なものとなることが予想されます。
低層階であれば、通勤時はあえて階段を使っても、苦になることはありません。フットワークは軽く、子どもとの外遊びもおっくうがらずに済みます。もちろん災害時にエレベーターが停止してもあまり生活に支障をきたすことはないでしょう。
パノラマビューは高層階、ガーデンビューは低層階
眺望抜群なのは高層階ですが、植栽等の緑が眺められるのは低層階。
そうしたガーデンビューの風景は低層階でこそ楽しめるというものです。都心にいながら緑に近い暮らしができるという利点は住み始めるとしみじみ実感するものです。
もし、友人などを招待して、パノラマビューを楽しんでもらいたければ、必ずといっていいほど設けられている展望室に案内すればいいでしょう。もちろん案内者である低層階居住者も、たまに見る景観にきっと感動するはずです。
階が高くなるほど、価格も高く設定される超高層マンション。低層階のほうがコストパフォーマンスは案外高いのではないでしょうか。