眺望は「北向き」こそ美しい
高層マンションの売りは、眼下に見下ろすパノラマビュー。
しかも北向きの部屋には落ち着いた光が一年中一定して入ってくるので、画家のアトリエは積極的に北向きに設けられます。また静かに読書や思索を重ねやすい環境づくりが重要な図書館は、あえて北向きに設計されます。
あわただしい仕事生活のあとは、落ち着いた北向きの私生活でバランスをとる、というのがこれからの都心の住まい新常識といえるでしょう。
部屋の向きは、日当たりの良い南向きが一番というのが常識ですが、都心の高層マンションにはこの常識は当てはまりません。私は、あえて「北向き」をおすすめします。それはなぜでしょうか。
高層マンションの売りは、眼下に見下ろすパノラマビュー。