はちみつと焦がしバターで作るしっとりとしたマドレーヌのレシピ
焦がしバターのマドレーヌの材料(10~15個分)
焦がしバターのマドレーヌの作り方・手順
焦がしバターの作り方
1:バターを鍋で溶かし、焦がしバターを作る

最初は水分がパチパチと弾ける音がするが、やがてその音が収まり表面が泡に包まれる。
2:全体が茶色くなったら火から下ろし、粗熱を取る

火から下ろしたら、表面の泡をアク取りなどで掬い取って取り除き、そのまま粗熱を取る。
生地の作り方
3:卵と砂糖をボールに入れ、湯煎にかけながら砂糖をしっかり溶かす

※湯煎とは、一回り大きなボールにお湯を入れ、材料の入ったボールをそこに浮かべ、温めること。
4:ハチミツ・ベーキングパウダー・薄力粉をボールに加え混ぜる

9:オーブンで焼いた後、型から外し冷ます

串を中心に刺し、生地がついてこなければ焼けている。
焼けたらすぐに型から外し、ケーキクーラーやザルなどに載せて冷ます。冷まして味をおちつかせてから供す。
ガイドのワンポイントアドバイス
おいしいマドレーヌの目印とも言われているのが、真ん中にできたぷっくりとしたこぶ。これはベーキングパウダーのガスがしっかり抜けた証拠だそう。このこぶをしっかり作るポイントは、まず生地を冷蔵庫で寝かせ、冷たくすること。型も同様に冷やしておきます。また、生地を型に入れるときには、八分目までにすることも重要です。そして比較的高温のオーブンで焼きます。冷たい生地が周囲から急激に熱せられることで、ガスが中の方に移動してゆき、ついには中心から抜けるとか。そのガスが一気に抜けた跡が中心部のこぶなのです。