「やりたい放題」の子どもの夏休みに、もう限界!?

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やりたいことをやらせているだけで、いいの?

愛するわが子と1日中一緒にいられる「夏休み」。ところが、遊び放題、散らかし放題の子どもに手を焼き、「早く学校に戻って~!!」と叫びたくなるお母さんも多いことでしょう。

その反面、心の中には「夏休みくらい、思い切りやりたいことをやらせてもいいかな?」という親心もチラホラ……。ところが、その気持ちから「やりたい放題」を許してしまうと、わがまま行動は留まるところを知らず、エスカレートしてしまいます。

ご飯も食べずに次から次へとお菓子の袋を開け、宿題を放ったらかしでゲーム三昧。ソファに寝転がってアイスを食べていたかと思えば、急に飽きて「うちの親は、どこにも連れて行ってくれない!」と不満タラタラ。本人の「やりたい気持ち」に任せていると、あっという間にこんな生活になってしまうことも……。

子どもに「しつけ」が必要なわけ

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「快楽原則」にしたがって生きるのが子ども

こうした子を持つ親がすべて、育児に無関心な親とは限りません。むしろ、子どもの好奇心と自主性を尊重する、「意識の高い親」も多いものです。そんな意識の高さから、子どもの「やりたい気持ち」を尊重しすぎた結果、いつの間にか「野放図」を許しすぎてた、ということも多いものです。では、親はどうしたらいいのでしょうか?

子どもの「やりたい放題」は、実はとても自然な現象。なぜなら、幼い子どもほど「快楽原則」の世界で生きているからです。つまり、気持ちいいこと、楽なこと、楽しいことが大好きで、いつもそれを求めて生きているのが子ども。したがって、本人の欲求にだけ任せていたら、やるべきことは放ったらかし、なまけ放題、遊び放題になってしまうのも、無理はありません。

だからこそ、子どもには「しつけ」が必要になります。実際、「快楽原則」にだけしたがって生きていたら、この厳しい現実社会に適応していくことはできません。そこで子どもに、ガマンことはガマンする、やるべきことはしっかりやる、といった「現実原則」を教えていくのが、大切な親のしつけになります。

ただし、現実原則ばかりで縛り付けて、快楽原則を認めない状態になると、息苦しくなってしまいます。楽しいことを求める気持ちは、生きるエネルギーでもあるのです。そうした快楽原則を大切にしながら、現実原則も教えていく。こうしたバランス感覚が必要になります。