ナミブ砂海への道

ヒンバ族の子どもたち

ナミブ砂海の北、クネネ州に暮らすヒンバ族の子どもたち。昔ながらの採取・狩猟や放牧生活を行っている人々がいる一方で、観光ガイドや保護費で生計を立てている人もいる ©牧哲雄

■エアー&ツアー情報
ケープクロスのオットセイ・コロニー

ケープクロスのオットセイ・コロニー。季節によっては10万匹以上のオットセイが集まる ©牧哲雄

日本からナミビアへは直行便がないため、ヨーロッパや中東を経由するのが一般的。ナミビアの玄関口は首都ウィントフック。格安航空券で20万円前後から。ツアーは40万円前後から。時間に余裕があれば、南アフリカやザンビア、ジンバブエ、ボツワナから陸路で移動することもできる。

ウィントフックからナミブ砂海の端まで200~250km。近くにはナミビア第二の都市スワコップムントがある。ウィントフックやスワコップムントからツアーで訪ねるのが一般的だ。ナミブ砂海の北にはヒンバ族の居留地や、オットセイやフラミンゴの大群が見られるケープクロスなどの名所もあり、これらを同時に訪れるツアーも多い。

■周辺の世界遺産
ナミブ砂海の北、あるいはウィントフックから北西約350kmの位置に、紀元前から10世紀頃に描かれたロックアートで有名な世界遺産「トゥウェイフルフォンテーン」がある。かなり距離はあるが、ナミブ砂海まで行くのであれば、できればジンバブエ/ザンビアの世界遺産「ヴィクトリアの滝」は訪ねてほしい。

 

また、ナミビアや隣国ボツワナ、南アフリカでオススメしたいのが動物サファリ。まだ世界遺産ではないが、ナミビアのエトーシャ国立公園、ボツワナのチョベ国立公園やオカバンゴ・デルタ、南アフリカのクルーガー国立公園などは世界的に有名で、ゾウやライオンなどの野生動物を見ることができる。

ナミブ砂海のベストシーズン

デッドフレイ

デッドフレイ。枯れ果てた木々は燃えて炭化したかのよう ©牧哲雄

ナミビアは南半球に位置するので、日本と季節が反対になる。首都ウィントフックの場合、盛暑は10~1月で、平均最高気温は30~31度。もっとも気温が下がるのは5~8月で、平均最低気温で20~22度。一日の温度差は平均で10~15度程度だ。

ウィントフックでは小雨季が10~12月、大雨季が1~4月であることから、ベストシーズンは首都に雨が少なく気温も低い5~8月前後となる。もっとも、大雨季でも降水量は日本の梅雨の半分以下。

ナミブ砂海は一日の温度差が非常に大きく、夏の最高気温は50度に迫り、冬の最低気温は氷点下にまで下がる。ただ、暑いといっても湿気がないので肌さえ出さなければ耐えられないような暑さではない。

世界遺産基本データ&リンク

アプリコット色の曲線が本当に美しい

アプリコット色の曲線が本当に美しい ©牧哲雄

ソススフレイに現れた幻の沼沢

ソススフレイに現れた幻の沼沢 ©牧哲雄

【世界遺産基本データ】
登録名称:ナミブ砂海
Namib Sand Sea
国名:ナミビア
登録年と登録基準:2013年、自然遺産(vii)(viii)(ix)(x)

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