フィンランド/フィンランドの観光

フィンランドの観光(2ページ目)

何をしにフィンランドに行く?フィンランド旅行の醍醐味は?……旅の候補地として漠然とフィンランドを考えている人や、フィンランド旅行のイメージを掴みたい方へ、キーワードやジャンル別にフィンランド観光の見所と楽しみ方をお教えします。

こばやし あやな

執筆者:こばやし あやな

フィンランドガイド

「森と湖の国」はフィンランドをズバリ言い表したフレーズ

ヌークシオ国立公園

ヌークシオ国立公園は、ヘルシンキから1時間ほどで行けて、森と湖の世界を存分に味わえるおすすめスポット

よく、フィンランドと言えば「森と湖の国」と形容されるのを耳にすることでしょう。これは誇張でも単なるステレオタイプでもなく、まさに昔から今に至るまで変わらない、フィンランドの風土そのものを的確に表した言葉。事実フィンランドの国土の約70%は森林地帯であり、さらに国土には総数18万を超える、大小様々な湖沼が存在するからです。

せっかく清らかな自然に囲まれた国フィンランドに来たからには、ぜひとも森と湖の連なる光景を眺めたり、実際に湖畔を歩いたりして、地元の人達が楽しむようにベリー摘みやピクニックを体験してみたいところ。フィンランド内でも、とりわけこうした原風景に当たり前のように出会えるのは、中部から中東部にかけてのいわゆる湖水地方の街。また、そこまで行く時間が取れないようであれば、ヘルシンキから電車とバスを乗り継ぎ1時間30分ほどで行けるヌークシオ国立公園の訪問もおすすめです。

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凍てつく北極圏の天空に揺らめくオーロラは、人生で一度は見てみたい

オーロラ

この世界で起きる現象とはとても思えないような、予測のつかない不思議な色と動きで見る人を魅了するオーロラ

極北の国ならではの天体ショー、オーロラは、誰しも人生で一度はこの目で見てみたいと願う、永遠の憧れのひとつなのではないでしょうか。秋から冬、そして早春にかけてのフィンランド北極圏では、その夢が叶う確率がとても高いといえます!もちろん毎晩出ているとは限らないですし、天候にも大きく左右されますが、奇跡を信じながら、寒い外でじっとその瞬間を待つ時間もまた貴重な思い出に変わります。

一般的には緯度が高ければ高いほど、より華やかなオーロラが見られる可能性が高くなると言われています。フィンランドでオーロラウォッチングをするなら、ロヴァニエミ以北の北極圏を目指すべきでしょう。時期としては、毎年早ければ9月ごろから目撃されるようになり、ピークを迎える1~3月を経て、4月頃には収束していきます(春分の日を過ぎると季節が白夜に向かうので、その意味でも見られる確率は急降下します)。いずれにせよ、厳寒下での待機や観測は身体にも影響が出かねないので、服装調整や体調管理には十分留意して臨みましょう。

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