わき腹をしっかり使って「クリスクロス」
ウエストを取り戻すため、わき腹の筋肉を引き締めるように使っていきましょう。体が左右に揺れないよう、体幹を安定よく保ちながら行います。
1. 仰向けになりセンターラインを整え、膝を立てた姿勢からゆっくりと脚を上げます。両脚はテーブルのような形で安定させておきましょう。おへそを床の方向へ沈めるようにお腹を薄くしておきます。
そのあと、うなずくように頭と背中の上部を床から浮かせ、手を頭の後ろで組んでおへそをみておきましょう。
2. 息を吐きながら右の脚を斜め方向に伸ばし、左脚と右の肩を近づけるように体をねじります。体を動かしねじることで、わき腹の引き締めを感じましょう。
息を吸いながら戻し、吐きながら反対にねじり、脚も入れ替えます。腰が左右にぶれたり、首が疲れた時には無理なく休憩を入れましょう。リズミカルに左右交互に行って1セットとして、2~6セットくらい。
動きを行っている間も肩周りをリラックスさせ、お腹にベルトを巻いているようなイメージで、出来るだけいつもよりお腹を薄くして行うようにしましょう。
産後も1年以上経つと、出産後についてしまった体の癖が、固まってなかなか戻らなくなってしまう方もいます。添い寝や授乳姿勢などで、肩周りや腰などに痛みが出ないうちに、体幹を整え体のセンターラインを意識してエクササイズを続けてみましょう。姿勢もリカバリーしていくことが出来ますが、疲れたり、どこかに痛み等がある時は無理せずに休憩を入れながら進めていくようにしましょう。