アメリカン・ホラー・ストーリー:精神科病棟
「ヒットメーカーのライアン・マーフィが手がけた卓越したストーリー構成の今までにないスタイリッシュ・ホラー!」という鳴り物入りで放送されている「アメリカン・ホラー・ストーリー:精神科病棟」。昨年のエミー賞で最多ノミネート、さらにエミー賞&ゴールデングローブ賞で助演女優賞をW受賞(ジェシカ・ラング)といった栄誉に輝き、またGLAADメディア賞で最優秀TV映画・ミニシリーズ賞を受賞しています。
TV界最高の栄誉であるエミー賞で評価されたのは、卓越したストーリー構成や今までにないスタイリッシュさだと思いますが、GLAADメディア賞で高い評価を得た(つまり、ゲイ&レズビアンの描写が当事者から見ても好ましいものだった)のは、どの辺りだったのでしょうか?
この作品は1960年代のアメリカのカトリック教会が運営する精神科病棟を舞台にしており、同性愛者やセックス依存症の人など、教会の教えに反する者が全て「精神障害者」として扱われていたことを告発し、同時に、当時の人種差別や女性差別などのリアリティを映し出しているのです。
オープンリー・ゲイのイケメン俳優、ザカリー・クイント(右)も出演します。
今後、どういう展開になるのか、目が離せません。ちょっと観るのが痛々しい、恐ろしいシーンも多々あるドラマですが(ホラーですからね)、興味のある方はぜひ、ご覧ください。
アメリカン・ホラー・ストーリー:精神科病棟
放送日時:毎週土曜24:00-25:00
リピート:毎週日曜26:30-27:30、火曜22:00-23:00、水曜7:00-8:00、18:00-19:00