アルゼンチン/アルゼンチン旅行のモデルプラン

イグアスの滝・日帰りモデルコース(アルゼンチン側)

イグアスの滝は首都ブエノスアイレスからは非常に遠い場所にありますが、上手く時間を使えば日帰りも可能です。今回はアルゼンチンの首都ブエノスアイレスからの飛行機を使った日帰りモデルコースとタイムスケジュールをご紹介します。

栗本 斉

執筆者:栗本 斉

アルゼンチンガイド

イグアスの滝へ日帰りで!モデルスケジュール

一日しかなくても世界最大の瀑布を堪能したいundefined写真提供:アルゼンチン観光局

一日しかなくても世界最大の瀑布を堪能したい 写真提供:アルゼンチン観光局

世界最大の水量と迫力を誇る瀑布イグアス。ブラジル、アルゼンチン、パラグアイにまたがる壮大なスケールで、アルゼンチン旅行では外せない観光スポット。

ブエノスアイレスからは1300km離れた場所なのですが、実は日帰りでも楽しめるのです。ここでは、短いアルゼンチン旅行で効率よくイグアスへの旅をするモデルコースを紹介しましょう。  

7:00~10:00 ブエノスアイレスから飛行機でイグアスへ

まず、ブエノスアイレスからはもちろん飛行機移動です。時間があれば、バス移動もちろん可能ですが、20時間前後はかかるので短期旅行の場合はオススメできません。

飛行機の場合、やはり便数の多いアルゼンチン航空を選ぶのがベスト。国内線はホルヘ・ニューベリー空港からが大半ですが、朝一番の7:00発の便はエセイサ国際空港より出発します。お間違えの無いように。

2時間ほどでイグアスの空港に到着します。そこからイグアス国立公園の入口へは、タクシーで約20分。また、空港からバスも出ているので、そちらも利用できます。

入場料は、大人料金で170ペソ(約3400円)。また、エントランスのビジターセンターで、事前に滝の形状や公園内で見られる動物などを予習。各種ツアーの申し込みもできるので、希望があれば事前に申し込んでおきましょう。
 

10:00~12:00 イグアスの滝、最大の見所「悪魔の喉笛」見学

なんといっても最大の見どころは「悪魔ののどぶえ」

なんといっても最大の見どころは「悪魔ののどぶえ」

イグアス国立公園内には小さな鉄道が走っている。

イグアス国立公園内には小さな鉄道が走っている。

国立公園内には小さな鉄道が30分おきに走っているので、まずはそれに乗って一番奥まで向かいます。終点は「Garganta del Diablo」駅で、所要時間は約15分。“悪魔ののどぶえ”と呼ばれる最大の瀑布へは、ここからトレイルを1kmほど歩けば到着。もうもうと水煙が立ち上っているのが見えてきます。水しぶきを浴びながら、大迫力の滝を堪能してください。

じっくり楽しんだ後は、再びトレイルを駅方面に向かって戻ります。途中で動物たちに出会えるかもしれないので、ゆっくりと周りの風景も楽しんでみてください。
 

12:00~14:00 イグアスの滝を下から眺めるエリアへ移動!

上から見ても下から見ても、滝の美しさは不変undefined写真提供:アルゼンチン観光局

上から見ても下から見ても、滝の美しさは不変 写真提供:アルゼンチン観光局

鉄道で「Cataratas」駅まで戻ると、そこからもトレイルが始まります。散策する前に、駅前のカフェテリアで腹ごしらえしておきましょう。もちろん、水分補給のための飲み物も忘れずに。

まずは、滝の上部を歩くトレイルへ。いくつもの滝が流れ落ちる様子は、まるで絵はがきのように美しいものです。のんびり散策しても30分程度。

続いては、滝の下の方へ降りるトレイルへ。うっそうとしたジャングルの中を、どんどん降りていきます。鳥や小動物なども見ることができるので、注意しながら進みましょう。時折、木陰から滝の姿も見えます、一番下まで行くと水辺に出るので、そこからも滝の姿を見ることができます。
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