アルゼンチンのワイナリーの楽しみ方

乗馬をしながらブドウ畑を見学することのできるワイナリーもある

乗馬をしながらブドウ畑を見学することのできるワイナリーもある

ワイナリーでの楽しみといえば、なんといってもテイスティングでしょう。たいていのワイナリーでは、エノローグ(醸造家)の解説のもと、試飲できるツアーが行われています。ブドウの種類や収穫時期、期間や樽の選別などによる熟成方法など、プロの解説を聞きながら飲むワインには、なんとも贅沢な気分にさせられます。場合によっては、まだ完全に熟成されていない途中段階のワインを飲ませてもらったり、数種のワインをブレンドして飲み比べをさせてくれるところもあります。また、レストランが併設されているワイナリーも多いので、アルゼンチン名物の肉料理を筆頭に、ワインと料理のマリアージュを楽しむことも可能。もちろん、そこでしか手に入らないオリジナル・ワインを購入できるのも、ワイナリーならではの魅力です。

ちょっと面白いアクティビティとしては、ブドウの収穫体験、自転車や馬などに乗っていくブドウ畑の散策、併設された博物館やギャラリーの見学、ワインやブドウを使った料理教室など様々。ワイナリーごとに趣向を凝らした内容で、ワインにそれほど詳しくなくても楽しめるように工夫されています。

なお、こういったワイナリーは、基本的に予約が必要です。たいてい6~7月の冬の期間はクローズしているところが多いですし、それ以外でも時期によって見学できる日時や参加できるアクティビティが不定期に変わってくるので、必ず事前確認しましょう。ほとんどのワイナリーはウェブサイトを持っているので、日本からでもメールや電話で予約が可能。また、直接アクセスするのが難しければ、旅行代理店などが主催するツアーに参加するというのもひとつの手です。

メンドーサのワイナリー

アンデス山脈のふもとには、数多くのワイナリーが存在する

アンデス山脈のふもとには、数多くのワイナリーが存在する

アルゼンチン最大のワイン生産地といえば、メンドーサ州。アルゼンチンワインを楽しみたいなら、メンドーサに行けば間違いありません。マイプー、ルハン・デ・クージョ、バジェ・デ・ウコ(ウコ渓谷)といった地域に多数ワイナリーが点在し、いずれも個性的なところばかり。メンドーサへは、ブエノスアイレスから国内線航空で1時間半~2時間、長距離バスだと13~17時間程度。ワイナリーは、たいていメンドーサ市内から少し離れたところにあるので、コレクティーボと呼ばれる市内バスを利用するか、タクシーで向かうのが一般的。各種ツアーも行われているので、旅行代理店や観光案内所で聞いてみてもいいでしょう。

メンドーサのワイナリー1 トラピチェ

世界中のワイン通からも高い評価を得るトラピチェのワイナリー

世界中のワイン通からも高い評価を得るトラピチェのワイナリー

日本でもよく知られており、数々の賞に輝くトラピチェ社のワイナリーです。レンガ造りの重厚さとモダンさがミックスされた不思議な雰囲気の建物と、美しく手入れされた庭園が見事。ここでは主にマルベック種の赤ワインがメインで作られていて、その行程を見学することができます。テイスティングを含めたツアー以外の凝ったアクティビティはありませんが、古くから残る機械の展示などをゆっくり見て回りましょう。

<DATA>
TRAPICHE 
住所:Nueva Mayorga s/n M5522CHA, Coquimbito, Maipu, Mendoza
TEL:261-520-7605
アクセス:メンドーサ市内から車で30分