アルゼンチン/アルゼンチンのグルメ・ワイン・レストラン

アルゼンチン・メンドーサのワイナリー(3ページ目)

アルゼンチンは世界第5位の生産量を誇るワイン大国。ワインツーリズムも盛んで、ボデガと呼ばれるワイナリーではテイスティングをはじめとしたアクティヴィティーも充実。ここでは最大のワイン産地であるメンドーサ周辺のワイナリーを紹介します。

栗本 斉

執筆者:栗本 斉

アルゼンチンガイド

メンドーサのワイナリー6 ピアテリ・ヴィンヤーズ

貯水池を眺めながら、優雅な気分でテイスティングを楽しめる

貯水池を眺めながら、優雅な気分でテイスティングを楽しめる

アメリカ人がオーナーのため、生産したワインの99%がアメリカに輸出しているという小さなワイナリー。逆にいえば、アルゼンチンでここのワインを味わえるのは、ほぼこのワイナリーのみという貴重な場所です。主に、マルベックとカベルネソーヴィニヨンの赤ワインを中心に生産。テイスティングルームが貯水池のほとりにあり、天気がよければ美しいブドウ畑を見ながらゆったりとした気分でワインを味わえます。また、ガウチョ(アルゼンチン版カウボーイ)と一緒に乗馬をしながらブドウ畑を見学するアクティヴィティも、オプションで楽しめます。

<DATA>
PIATTELLI VINEYARDS 
住所:Calle Cobos 13710, Agrelo Lujan de Cuyo, Mendoza
TEL:261-479-0123
アクセス:メンドーサ市内から車で45分
 

メンドーサのワイナリー7 ボデガ・アタミスケ

とにかく広い敷地の中に、ひっそりとワインが貯蔵されている

とにかく広い敷地の中に、ひっそりとワインが貯蔵されている

標高1300メートルに位置するバジェ・デ・ウコのワイナリー。マルベック、シラー、メルローなどの赤ワインを中心に生産。アタミスケというのはこの土地固有の灌木の名前で、実際に広大な敷地の中には自然のままの生態系が残されています。ブドウ畑やワイナリーだけでなく、果樹園やトルーチャ(鱒)の養殖場、そしてゴルフ場までが揃っているので、多角的にワインを楽しむことが可能。とくに、トルーチャ料理を食べさせてくれるレストランは人気があります。

<DATA>
BODEGA ATAMISQUE 
住所:Ruta Priv. No.86, Km 30, San Jose, Tupungato, Mendoza
TEL:261-1568-55184
アクセス:メンドーサ市内から車で1時間15分
 

メンドーサのワイナリー8 サレンティン

時にはコンサートも行われるという、個性的なワイナリー

時にはコンサートも行われるという、個性的なワイナリー

2000ヘクタールの大きな土地に作られた新しいワイナリー。マルベックやカベルネソーヴィニヨンなどを中心に生産されています。吹き抜けになったホール型の貯蔵庫にはピアノが置いてあり、収穫祭の時期になるとコンサートも行われます。また、ワイナリーだけでなく、美術館と礼拝堂も同じ敷地内に建っているのが特徴。とくに、キルカ文化センターという美術館の展示は充実していて、19世紀にワインを飲む姿が描かれた絵画を見ることができるほか、アルゼンチンで活躍する現代アーティストの作品も数多く展示されています。

<DATA>
BODEGAS SALENTIN 
住所:Ruta No.89 s/n Los Arboles Tunuyan, Mendoza
TEL:262-242-9500
アクセス:メンドーサ市内から車で1時間15分
 
協力:INPROTUR
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます