バインミーのレシピ……ベトナム風米粉入りパン
ベトナム料理研究家の友人から、ベトナムのサンドイッチ「バインミー」に使うバゲットは、とても変わっていて、日本では同じものが手に入らないという話を前々から聞いていました。以来、研究を重ねていたのですが、なにしろ現地のホンモノを食べたことがない!
そんなとき、その友人が「これはかなり近い!」というバインミー用のバゲットを食べさせてくれました。そしてようやく出来上がったのがこのミニバゲットです。「でも、ベトナムのはスカスカで、最近は米粉入りも少ない」そうなのですが、スカスカなぶん具の汁けを吸ってくれて、それがおいしいといいます。
ホンモノにはまだまだ遠いのですが、米粉入りのソフトフランスもなかなかなものです。レジャーのお供にぜひどうぞ。
そんなとき、その友人が「これはかなり近い!」というバインミー用のバゲットを食べさせてくれました。そしてようやく出来上がったのがこのミニバゲットです。「でも、ベトナムのはスカスカで、最近は米粉入りも少ない」そうなのですが、スカスカなぶん具の汁けを吸ってくれて、それがおいしいといいます。
ホンモノにはまだまだ遠いのですが、米粉入りのソフトフランスもなかなかなものです。レジャーのお供にぜひどうぞ。
ベトナム風米粉入りミニバゲットの材料(長さ20センチ、4本分)
ベトナム風米粉入りミニバゲットの作り方・手順
ベトナム風米粉入りミニバゲット
1:混ぜる。
ぬるま湯にインスタントドライイーストと砂糖を溶かし、合わせてふるっておいた米粉、薄力粉、ベーキングパウダーを加え、ざっくり粉けがなくなるまで混ぜる。
2:ボウルの中でこねる。
1に、塩を加えておいた強力粉を混ぜる。粉けがなくなったら、ボウルの中でこねる。
3:4~5分ほどこねる。
全体に水分が回り、ある程度まとまるまで、4~5分ほどこねる。
米粉入りの生地はベタつく。ある程度、手につかなくなればこね終了。4:一次発酵をとる。
生地を裏側にたくしこむようにして、表面の張った丸型にまとめる。固く絞ったぬれ布巾、さらにビニールをかけて、一次発酵をとる。極端に寒かったり、暑かったりしなければ室温でよい。
5:18℃の室温で約2時間くらい発酵。
18℃の室温で約2時間くらい。2倍にふくらんだら、発酵終了。
6:4等分にする。
手のひらで軽く生地を押してガスを抜き、カードで4等分にする。
7:10分休ませる。
それぞれを丸め、10分休ませる(ベンチタイム)。
8:四角く形を整え、上から1/3を折る。
手のひらで軽く押して、生地を平らにする。四方をひっぱって、四角く形を整えたら、上から1/3を折り、指先でしっかり接着する。
9:上下を返し、同じように1/3折る。
上下を返し、同じように1/3折って、しっかり接着。
10:しっかりつまみ留める。
さらに2つ折りにして、しっかりつまみ留める。
11:最終発酵をとる。
手のひらで軽く転がし、長さ20センチに伸ばす。天板に厚手のフキンなどを敷き、生地を1本ずつ置き、その都度、少し隙間をあけて折山をつくる。ビニールをかぶせて最終発酵をとる。オーブンの発酵機能を使うなら、30℃に設定して60分。
12:天板に移す。
ひと回り大きくなったら、天板に移す。
天板に移すときは小さなまな板が便利。生地の上の面が下になるように、まな板にのせて、底の部分が下になるように天板にそっと置く。13:霧吹きでたっぷりと水を吹く。
包丁で2本切り目を入れて、霧吹きでたっぷりと水を吹く。
14:220℃に温めたオーブンに入れ約25分焼く。
220℃に温めたオーブンに入れ約25分、全体にこんがりと焼き色がついたら取り出し、網にのせて冷ます。
ガイドのワンポイントアドバイス
米粉が入っているせいか、和風、アジア風のおかずに合うようです。今回はグリーンカレーペーストとナンプラーで炒めたひき肉を入れたオムレツをはさみました。本場のバインミーのように、レバーペーストや焼肉、半熟目玉焼きなどをはさんでみても。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。