髪の毛のツヤを左右するキューティクル

「キューティクル」って何?ツヤ髪に欠かせないヘアケア

キューティクルは一番外側にあり、キューティクルの状態が髪のツヤや手触りに大きく左右

シャンプーやトリートメントのコマーシャルでよく目にする「キューティクル」。髪のケアでなんとなく大切だという認識はあると思いますが「キューティクルがどんな物なのかは良く分からない」という方は多いのではないでしょうか。

キューティクルは髪のツヤを大きく左右するので構造や仕組みを理解してケアする事で、効率よく髪のツヤを出すことが出来ます。そもそも髪は大きく分けて「メデュラ」「コルテックス」「キューティクル」の3つの部位に分ける事が出来ます。

中心にメデュラがあり、そのまわりにコルテックス、そして一番外側にあるのがキューティクルです。キューティクルはうろこ状で、竹の子の皮のように何枚も重ね合わさっていて、外敵から髪内部を守るバリヤ機能としての役割があります。

1枚1枚のキューティクルがキレイに整っていると、手触りもよくツヤも出ますが、毛羽立ったり損傷していると引っかかったり、絡みやすくツヤも出ません。ですから髪にツヤを出すためには日々のケアでキューティクルを整える事が大切になってきます。
   

ヘアケアする前に知っておきたいキューティクルの性質

キューティクルをケアするうえで知っておいて頂きたいのが「キューティクルは湿度や温度が上がると開く性質を持っている」ということ。キューティクルは本来バリヤ機能としての役割があるため、トリートメントやコンディショナーで髪内部に保湿や栄養成分を入れようとしてもなかなか内部に浸透しません。

そこでトリートメントやコンディショナーを髪につける前に手で温める事で、キューティクルが開く性質をうまく利用し、成分の浸透を高める事が出来ます。また以前、記事でも書きましたが髪が濡れた状態はキューティクルが開いている状態。そのままでは、せっかくトリートメントで髪内部に浸透させた成分が出て行ってしまうので、入浴後はドライヤーを使って出来るだけ早く乾かすことも大切です。(過去の記事はこちら
 

一度失ったキューティクルは取り戻せない

紫外線や摩擦でダメージを受けるとキューティクルは毛羽立った状態に

紫外線や摩擦でダメージを受けるとキューティクルは毛羽立った状態に

髪にダメージを与える行為というと、カラーリングやパーマをイメージする方が多いと思いますが、キューティクルは紫外線、摩擦、熱、静電気でダメージを受けてしまいます。実は日々の生活で沢山のダメージを与えてしまっているのです。

死んだ細胞の髪は自己修復機能を持たないので、キューティクルを修復すると言っても限界があります。トリートメントやコンディショナーでケアすれば「どんなダメージも修復できる」と思っている方が多いですが、損傷したり剥がれ落ちてしまったりしたキューティクルは後からいくらケアしても再生することは出来ません。

ツヤ髪の為にはダメージが酷くなってからケアするのではなく、ダメージがまだ浅い状態からケアする事がとても大切なのです。
 

キューティクルを整える為に大切な成分とは?

キューティクルを整える成分としては加水分解シルク、加水分解コラーゲンといったPPT(ポリペプチド)や18-MEA(18-メチルエイコサン酸)といった成分があります。

特に18-MEAはキューティクル同士をくっつける糊の役割として、髪がもともと持つ成分。毎日のシャンプーやカラー、パーマなどで失われてしまい、一度失うと再生されないと言われています。ですからツヤ髪の為にはトリートメントやコンディショナーを毎日使用し、これらの成分を補うことが大切です。

またキューティクルのケアとして効果的なものにシリコンがあります。シリコンは髪表面をコーティングして髪を外敵から守ってくれる成分。最近はノンシリコンブームもあり「シリコンは肌に悪い」とか「毛穴をふさぐ」などと言われ悪者扱いされがちですが、シリコンはスキンケアのクリームや乳液などにも使用され、人体に害はまったくありません。コストパフォーマンスもよくリーズナブルで、確実にツヤを出してくれるお勧めの成分です。


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