ホームベーカリーレシピ……チョコレートマーブルパン
ホームベーカリーにメロンパンコースがある場合は、それを利用して焼けばいいので簡単です。ただし、(我が家のHBでは)成形時間に15分しかかけられないので大忙しです。今日は、メロンパンコースがない場合を想定して、食パンコースで焼く方法を紹介します。成形時間が30分ほど取れるので、ゆったりと作業することができますし、メロンパンコースで焼くよりもふんわりと焼き上がるようです。まずは最初に、マーブルのチョコレート部分になるチョコシートを、板チョコを使って簡単につくります。
チョコレートマーブルパンの材料(1斤分)
チョコレートマーブルパンの作り方・手順
電子レンジでチョコレートシートを作る
1:チョコを溶かす
耐熱ボウルに板チョコを小さく割って入れ、ラップ無しで600Wで1分ほど加熱して混ぜて溶かす。
2:強力粉と片栗粉を混ぜて40秒チン
強力粉と片栗粉(又はコーンスターチ)を加えてスプーンで混ぜ、ラップ無しで40秒加熱する。
スプーンにチョコが付着してるのは気にせず、手に持ったままチン3:牛乳を加えて混ぜて50秒チン
固まったところをスプーンで崩して混ぜ、牛乳を加えてよく混ぜ、50秒ほど加熱する。
牛乳を混ぜた時点で粒々が残っていて大丈夫4:スプーンで混ぜ、バターを加えて混ぜる
スプーンで混ぜるとねっとりした生地になっているはず。そこにバターを加えて練り混ぜる。
5:伸ばしてラップで包む
ラップの上で15cm×15cmほどに伸ばし、ラップで包んでおく。
ホームベーカリーでマーブル食パンを作る
6:パンケースに材料を入れ、食パンコースでスタート
パンケースにパン生地の材料を入れ、イーストは所定の場所に入れ、食パンコースに合わせてスイッチオン。
11時ができ上がりなので、9時過ぎに取り出すことを覚えておく7:焼き上がりの2時間~1時間50分前に生地を取り出す
写真は焼き上がり2時間前の生地。(我が家のホームベーカリーは)この直後に練りが入るので、練り終わって10分ほど待ってケースごと外し、打ち粉をふった台に生地を取り出す。
2時間前の、この状態で取り出してもよい。くれぐれもスイッチは切らないで!8:25cm角に伸ばし、チョコシートをのせて包む
麺棒で25cm四角に伸ばし、チョコシートを斜めにのせ、生地の4つの角を真ん中に持っていき、生地の端と端を指でつまんで、丁寧にしっかりとくっつけていく。
9:縦長に伸ばす
麺棒で、縦長(20×30~35cm)に伸ばす。
10:上下をたたんで三つ折りにする。
生地の上に付着している粉は手ではらい、上下をたたんで三つ折りにする。次に生地を90度回転させ、同じように縦長に伸ばして三つ折りにする。
11:更に90度回転させて伸ばす
更に90度回転させて伸ばし、手前からクルクル巻いていく。
縦は35cm位に、横は、2つに切る場合は20cm幅位に、4つに切る場合は30cm幅位に伸ばす12:包丁で切る
包丁で2つに切る。包丁でぎゅっと押しつけると綺麗に切れないので、最初に少しキズをつけ、そのキズを切り開く感じで切る。
13:羽根を外したパンケースに入れ、ホームベーカリーに戻す
羽根を外したパンケースに入れ、下までしっかり納まるように軽く押さえ、ホームベーカリーに戻す。あとは器械が続きの工程に従って焼き上げてくれる。
14:焼き上がり
焼き上がり。
15:応用:四つ切りバージョン
四つ切りにして焼けばこんな感じに焼き上がる。
16:四つ切りの断面
四つ切りバージョンの、横に切った断面はこんな感じ。
ガイドのワンポイントアドバイス
お手持ちのホームベーカリーの説明書を読んで、発酵時間とこね時間を確認した上でお試しください。最後の発酵に40~30分、焼きに40分と考え、合計で1時間20分前に成形を完了させて戻せば焼けるはずです。たとえ、戻してからこねに入ったとしても、羽根が付いていないので、大丈夫です。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。