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春に飲みたい、ロゼのスパークリングワイン5銘柄(6ページ目)

春といえばお花見、そしてロゼワイン。ぜひ飲んでおきたいのはロゼのスパークリング。プロがお薦めする5銘柄の注目ポイントと、その魅力をお伝えします。

執筆者:橋本 伸彦


コノスル スパークリングワイン ロゼ

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コノスル スパークリングワイン ロゼ

生産者名 コノスル
ヴィンテージ NV(ヴィンテージ表記なし)
産地 ビオビオ・ヴァレー地区 (チリ)
品種 ピノ・ノワール100%
アルコール 12%
税込参考小売価格 1575円
輸入会社 スマイル

コストパフォーマンスの良さでは定評のあるチリの生産者コノスルが2008年に発売したスパークリング白は大人気となったが、2012年1月に発売された『コノスル スパークリング ロゼ』も上出来である。

鮮やかなピンクのシンプルなラベルと、瓶口部分を覆うキャップシールを使わないパッケージが斬新で、味わいはラズベリーやストロベリーの風味があり、ふくよかで飲みごたえがある。

このワインについては製法の詳細が公表されているので、順を追って見ていこう。ピノ・ノワール品種の栽培規模では世界トップクラスというコノスル社が、チリでも特に涼しいビオビオ・ヴァレー地区のピノ・ノワールを使用。
コノスルundefinedスパークリングワインundefinedロゼのラベル

コノスル スパークリングワイン ロゼのラベル

半分は房ごと、半分は果粒にして短時間漬け込んだ果汁を低温発酵してベースワインを造る。タンクで2次発酵後、酵母と一緒に4ヶ月寝かせ、適度なコクを加えている。

フルーティーさの中に、ほんのりとスミレやチェリー・リキュールのように華やかな芳香が感じられるなど、ピノ・ノワールらしさが生かされた風味だ。

このワインに合わせる料理

このワインなら、比較的コクのある食材や料理でもうまく受け止めてくれるだろう。穏やかな味付けなら醤油で甘辛くした料理、たとえば豚肉生姜焼きなどでも充分に釣り合う。

酵母の香りとリンクさせて発酵させた生地を使った料理もいい。カナッペやパイ包みなら旨味がある魚介を使うとちょうど良さそうだ。

 

ロゼで広がるワインの楽しみ

花見の季節に飲むロゼは赤や白とは違って、うきうきした気分を最高に盛り上げてくれる。スパークリングであればなおさら気分が高揚するというものだ。手頃な値段でよく出来たロゼが手に入りやすくなったいま、これを利用しない手はないだろう。

そしてあなたのお気に入りのロゼを見つけたら、春に飲むだけで来年まで忘れてしまっていてはもったいない。氷水に漬けてよく冷やしたロゼは、蒸し暑い梅雨や猛暑の夏に食欲が落ちたあなたの救世主である。

※上記データは2013年の記事公開時点のものです。

【記事中のワインが買えるその他のネットショップ】
ジェイコブス・クリーク スパークリング・ロゼ
ジャン・ピエール ロゼ
サンタ・ディグナ エステラード・ロゼ
ポルテル ロサット・ダグーリャ
コノスル スパークリングワイン ロゼ

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