ワインならさらにおいしく


タイ産のワインクーラー『SPY』はワインをソーダ水で割ったもの。鮮やかな色そのままのイメージの風味
夏の暑さに減退した食欲をそそるのが、タイ料理。タイ料理店などで、あなたは何を飲んでいるだろうか? タイの『シンハ』などアジアのビールやトロピカルなカクテルもいいが、毎回それでは面白くない。料理との相乗効果を上げるマッチングを目指すならば、飲むべきはワインである。
「あんな辛い料理にワインなんか合わない!」「カジュアルに飲みたいから……」と思ってワインを敬遠していてはもったいない。激辛で有名なトムヤムクン(エビのスープ)に代表される辛い料理もあるが、マイルドな料理も多い。例えばガイ・ヤーン(鶏のあぶり焼き)などは辛い味付けにしないことが多く、多くのワインとよく合うものだ。

ガイ・ヤーン(鶏のあぶり焼き)には飾り彫りを施した野菜が飾られ、甘味と辛味のきいたタレが添えられている

タイ料理はふつう、細長く粘り気の少ないインディカ米のパラパラとした白いご飯に、和え物、炒め物といったおかずやスープを合わせるスタイル。味付けは塩味、甘味、酸味、辛味がすべて入っていることが多い。卓上に置かれる調味料セットには砂糖、ナンプラー、酢漬け唐辛子、粉唐辛子が入っており、この4つを各自が自由なさじ加減で料理に振りかけて味のバランスを変えて楽しむのがお約束である。

次のページではさらにタイ料理とワインの合わせ方を見ていく。