ノルウェー/ノルウェーの観光・世界遺産

北欧ノルウェーのサンタクロースの町へ!(2ページ目)

北欧ノルウェーのサンタクロースといえば、ノルディックセーターを着ている小柄な妖精「ニッセ」。オスロ郊外にあるドローバックは、ノルウェーのクリスマスの町として知られています。ニッセ人形のデザイナーであるエヴァさんの経営するクリスマスハウス、ニッセ郵便局、そしてニッセの従兄弟が働いている観光案内所を訪ねました。ニッセへのクリスマスカードの送り方もご紹介します。

鐙 麻樹

執筆者:鐙 麻樹

ノルウェーガイド


実は、トナカイはペットじゃない!
ブタ、ウマ、ネズミと仲良しのニッセ

北欧ノルウェーのサンタクロース村

「ニッセに注意!」の道路標識のポストカード、その周囲を囲むのは、エヴァさんがデザインした特別なポストカードです。ここでしか買えない特別なお土産です

サンタクロースといったら、「トナカイ」を想像しますが、ノルウェーのサンタクロース「ニッセ」にはペットはおらず、代わりにブタ、ウマ、ネズミと大の仲良しとされているそうです。

19世紀まで、ノルウェー国民の多くは農業や林業で生計を立てていました。農家でおなじみの動物がニッセの友達とは、なんともノルウェーらしい特徴です。
北欧ノルウェーのクリスマス村

クリスマスハウス内には驚くほどたくさんのニッセの人形が! エヴァさんが、お店の新しい看板を自分でデザインしていました

北欧ノルウェーのクリスマス村

ショップの2階にも、ニッセたちがたくさん! ピアノを弾いたりしていて楽しそう。ノルウェーの家庭にもニッセがこのように住み着いているのでしょうか

北欧ノルウェーのクリスマス村

どこもかしこも、ニッセだらけ! クリスマス一色の店内

北欧ノルウェーのクリスマス村

おみやげに、どれを購入しようか? 迷ってしまいます。エヴァさんがデザインした商品には、サンタクロースのロゴマークのタグがついていますよ

北欧ノルウェーのクリスマス村

エヴァさんによると、ノルウェーのサンタクロースはアメリカのものより歴史が古いそうです。また、動物の世話をしっかりしないと、ニッセたちは怒るのだとか!

北欧ノルウェーのクリスマス村

店内の商品のほとんどは、エヴァさんがデザインしたもの。クリスマス時期になると、毎年一部の日本のお店でも限定販売されているそうです


伝統的なノルウェーのクリスマスの飾りや人形が豊富な店内。首都オスロのデパートやお土産屋さんでもニッセ商品は販売されていますが、エヴァさんのクリスマスハウスには他店とは比較できないほどの圧倒的な量のクリスマス商品が揃っています。

エヴァさんは親日家でもあり、毎年日本のデパートやホテルとコラボをしながら、ノルウェーのクリスマス文化を日本に広めています。

では、ちょっと場所を移して、「ニッセの従兄弟」が働いている、ドローバックの観光案内所へ行ってみましょう!
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