北欧ノルウェーのサンタクロースの町、
ドローバックへようこそ!
ノルウェーのサンタクロースの町へ来たら、ぜひ購入していきたい、道路標識「サンタに注意!」のポストカードとプチ標識
「ニッセに注意!」のノルウェーで唯一の公式の道路標識 (C)Tregaardens Julehus
オスロフィヨルド沿いの、この小さな小さな港町には、「クリスマス村」として世界に知られるようになった由縁がいくつかあります。例えば、ここはノルウェーで唯一、「ニッセに注意!」の道路標識がある場所です。
今回は、ドローバックのクリスマス・スポットと、ノルウェーのサンタクロース「ニッセ」をご紹介します。
クリスマスデザイナーであり、
ノルウェーのクリスマスの町を世界に広めた、
「クリスマスハウス」の女性経営者エヴァ・ヨハンセンさん
赤毛の髪がチャームポイント。笑顔が素敵で元気いっぱいのエヴァさん。ノルウェーのサンタクロースの歴史を知る第一人者です
クリスマスハウスは、ノルウェー語では「ユーレ・フーセ」(Julehuset)という
笑顔いっぱいで出迎えてくれたエヴァさんは、店内の事務室でノルウェーのサンタクロースについて語り始めました。
ノルウェーのサンタクロースは
ノルディックセーターを着た、
小柄な妖精「ニッセ」!
実は、ノルウェーのサンタクロースは、アメリカや日本などで知られている人物とはちょっと違います。ノルウェーのサンタクロースは、「ニッセ」(Nisse)と呼ばれ、ノルディックセーターやノルディック手袋を着こなしている、「小柄な妖精」なのです。北欧ノルウェーのサンタクロースは、ノルディックセーターを着た、小柄な妖精「ニッセ」!
エヴァさんが、ニッセの昔のイラストなどを見せてくれました。ちょっと醜いその容姿は、まるでノルウェーの大自然に住んでいるとされる、イタズラ好きな妖怪「トロール」のようにも見えます
クリスマスイブの夜には、ドアの前にお粥を置いて
サンタクロースは優しそうな年配の男性のイメージ像がありますが、ノルウェーのニッセは可愛らしい女の子もいれば、いたずらっ子な顔をした男の子、眠そうな子どもなど、たくさんの仲間たちがいます
「ニッセは、大事にしてあげないとダメなのよ」と、エヴァさんは語ります。
ノルウェーのサンタクロースの話は、次のページでもまだまだ続きます!